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重賞勝ち馬考察:エイシンワンド(小倉2歳S)

父:ディスクリートキャット
母:エイシンフェアリー
母父:タイキシャトル


 ディスクリートキャットにタイキシャトルを組み合わせた、スピード型の配合。このパターンは「ストームキャット≒カーリアン」になるため、柔軟性を引き出します。その効果が本馬にも表れており、柔らかみのあるフットワークで走るタイプです。長い直線でゆったりと脚を伸ばすことができるため、中京の長い直線も問題ありません。むしろ従来の小倉開催より走りやすかったかもしれませんね。この感じだと、もう少し距離を伸ばしても対応できそうです。

 柔軟性一辺倒ではなく、パワーもしっかりと兼備。父・ディスクリートキャット自身のパワーにくわえて、インリアリティ4×4のクロスが効いています。

 柔らかみもありながら芯の通った走法は、父の代表産駒であるオオバンブルマイにも見られる特徴です。オオバンブルマイも「ストームキャット≒アルザオ」で柔軟性を増幅しつつ、インリアリティのクロスも内包する競走馬。やっていることは本馬と似ています。


※数値は個人の主観です


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