エピファネイアのニックス一覧(2024)
エピファネイア×キングカメハメハ(牝駒限定)
「サドラーズウェルズ≒ヌレイエフ」、「マルゼンスキー≒ラストタイクーン」、「トリアルゴ≒セックスアピール」などのクロスが発生。エピファネイアの主要な血を満遍なく刺激します。現在の狙い目は「母の父キンカメ以外のキンカメもち」。阪神JF2着のステレンボッシュを筆頭に、7頭中6頭が勝ち馬になっています。
エピファネイア×サンデーサイレンスのクロス+Danzig(牝駒限定)
エピファネイアはしなやかさが強いタイプ。またサンデーサイレンスのクロスは、パワーに関してほとんど影響を与えません。一番ほしいのが筋肉量。ダンジグをセットにする意味は大きいです。
エピファネイア×ストームキャット(牡牝共通)
シンボリクリスエスとストームキャットが脈絡。パワースピードが活性化します。エピファにしては珍しく、ダート成績が上がるニックスです。
エピファネイア×母の父ゼンノロブロイ(牡牝共通)
エピファネイアはしなやかな体質が持ち味の種牡馬です。ただしこの特徴には切れ味という良い面だけではなく、非力さという良くない面も含まれています。これを純粋に切れ味として活用するためには、パワーをしっかりと補強して、非力さを解消させることが重要です。
ゼンノロブロイはその役目に適任と言える存在。組み合わせることで、エピファがもつトリアルゴと、ロブロイが3代目にもつアイパス(マイニングの母)がニアリークロスで脈絡。パワーを強力に増幅できるのです。先に紹介したエピファ×キンカメでも「トリアルゴ≒セックスアピール」を利用していたように、トリアルゴの刺激はエピファネイアにとって効果的な手段です。
エピファネイア×フジキセキ(牡駒限定)
エピファネイアの父の母・ティーケイと、フジキセキの3代母・ミリセントが同調。「ボールドルーラー、プリンスキロ、エイトサーティ、ハイペリオン」などの血が脈絡します。アメリカのスピードを強化できることが、成功の要因でしょうか。
該当する18頭のうち、15頭は母の父がフジキセキ。それ以外のパターンは3頭しかいません。しかし収得賞金のトップ2は、その少数派にあたる2頭なのは興味深いところです。1位のセルバーグ(中京記念)は母の父がキンシャサノキセキ(その父フジキセキ)、2位のタイセイシリウス(3勝)は2代母の父にフジキセキをもちます。
※24年2月追記
エピファネイア×フレンチデピュティ(牡牝共通)
【告知】
上記のニックスに該当する1、2歳馬は、「裏・配合パズルでアタリはわかる 2024」で掲載しています。ぜひ読んでみてください。
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