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トニービン×シャーペンアップの効果を考える

 トニービンとシャーペンアップは親和性の高い関係です。理由は主にふたつあります。

 ひとつはどちらもハイペリオンを基調とするヨーロッパ血統仲間であること。トニービンはハイペリオン5×3・5。シャーペンアップは同5×3です。

 もうひとつは、トニービンの母・セヴァーンブリッジと、シャーペンアップの父の母・ミクストマリッジがニアリークロスで繋がること。全体がハイペリオン基調というだけではなく、個々の血脈が深く脈絡している点も、良好な関係を築ける一因でしょう。
 


 トニービンは現役時代に凱旋門賞を制したスタミナ型。またトニービン内包馬は体質の緩さがでやすく、古馬になって本格化するタイプが多いです。一方のシャーペンアップは2歳時に5連勝でGⅠ・ミドルパークS(芝6F)を勝った馬。スピードと完成度に優れた血統です。共通点がある両者ですが、特徴はまったく異なります。互いにないものを補いあえるため、使い勝手のいい組み合わせです。


この仕組みを活かした活躍馬

※活躍馬が出るたびに更新します
 

ミッキーファイト


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