重賞勝ち馬考察:コレペティトール(京都金杯)
父:ジャスタウェイ
母:ベガスナイト
母父:Coronado's Quest
上のきょうだいにアメリカズカップ(きさらぎ賞)、キングオブドラゴン(日経新春杯2着)がいます。キングオブドラゴンと本馬は血統構成の4分の3が一緒ですね。
キングオブドラゴンは良くも悪くも緩慢さがあり、長めの距離をまったりと走るタイプです。それに対して本馬は、父がジャスタウェイに変わったことで、ワイルドアゲインの泥くさいパワーが入っています。兄よりもガッシリと引き締まった肉体で、均整の取れた馬力型のマイラーにでました。
ジャスタウェイの配合的に注目すべきは『フォーティナイナー』と『ダマスカス』でしょう。フォーティナイナーをもつジャスタ牡駒の勝ち馬率は58.8%(10/17頭)。ダマスカスもちの牡駒は61.1%(22/36頭)。いずれもジャスタ牡駒全体の42.2%を上回る成績を残しています。
ちなみに本馬のように、フォーティナイナーとダマスカスをセットで併せもつジャスタ牡駒は、5頭すべてが勝ち馬。4頭が2勝以上を挙げています。今週の雅Sに出走予定のヤマニンウルスもその1頭。注目しておきたいです。