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重賞勝ち馬考察:トゥードジボン(関屋記念)
父:イスラボニータ
母:コッパ
母父:Yesbyjimminy
イスラボニータがもつミリセント、コジーンは、「ナスルーラ×プリンスキロ」由来の柔軟性を伝える血です。これに対して本馬は母方から、おなじ「ナスルーラ×プリンスキロ」血脈であるディプロマットウェイ、プリンスオブアスコットを補強。柔軟性をしっかりと増幅しています。ミリセントとプリンスオブアスコットについてはニアリークロスの関係と言っていいでしょう(ナスルーラ、プリンスキロ、エイトサーティ、ステファニーが共通します)。
またイスラボニータには、もうひとつインリアリティ4×5という特徴があります。これについても本馬の母は3本のインリアリティを内包。5・6×4・6・7と強力に増幅することで、息子の本馬に継承させています。これはパワーを支える仕掛けです。
これらの影響もあり、本馬の走りはイスラボニータの特徴がよくでています。前脚を柔らかく使ったフットワークは、父から受け継いだ特有の美点と言っていいでしょう。
イスラボニータの猫科っぽいフットワークって、いままでコジーンの特徴かなって思ってたんですけど、インリアリティ4×5も少なからず影響してるのかも・・・と、ふと考える今日このごろ。
— くりがしら🐴/佐藤かずあき✒ (@kurigasila_kaz) August 13, 2024
※動画はプリークネスS。2着馬がインリアリティhttps://t.co/0Tr5z7A3Vl
これで逃げたレースでは6戦5勝。ただしスタートが速いほうではないため、得意なかたちを作りづらいのが難点です。今回は強力な同型がいなかったこともあって、のびのびと自分の競馬ができました。
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