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「あそび」についてもっと真剣に考えたい。


日々、子どもたちを対象としたワークショップやイベント、場づくりなどがfacebookでも毎日たくさん流れてくる。

私自身も、会社で子ども向けのイベントやNPOでも子どもたち向けのワークショップを行ってきた。

そんななかで、私は「あそび」というワードにずっと引っかかっていた。あそびってなんだろう?余裕があることをあそびという人もいるよね?大人の思うあそびと子どもの思うあそびって違う?

そんなふうに「あそび」というワードにモヤモヤしてた。卒論(私のゼミは3年間のフィールドワークについてエピソードベースで書くので卒制に近いですが)では「子ども向けワークショップや場は大人が創った方が良いのか」というタイトルで書いた。

執筆中、先生に「栗野さんは教育に興味があるの?保育に興味があるの?」と問われた時、「どちらでもない」と答えた。実際、今でも教育や保育にすごく興味があるかというと、ちょっと違ってて。

そんなときに「わかった!栗野さんは『子どものあそび』に興味があるんだね!」と言われてすごく近いけど、なんか違うと。 この「なんか違う」がずっとつきまとって、卒論を書き上げた時も終わった!という喜びよりもモヤモヤが残った。卒業して約1年経ってもそのモヤモヤは晴れないくらいに。

それはきっと「あそび」って言っているのに「学び」の要素が強いワークショップを見てしまったり、名前のついたあそび(鬼ごっこ、かくれんぼのような)以外の日常のあそび(白線の上を歩くなど)をあそびとして見てもらえていないことがあったり。

もっともっと、純粋に子どもがやっている「あそび」について考えたかったからなのだと最近気づいた。

最近、NPOの代表に繋げてもらった高橋凛(りんパパ)さん。りんパパさんのやっていることや作った遊び道具を見て、気づけた。

おにごっこを分解したり。
遊び方を考えるツールを作ったり。
「あそび」について真剣に考える。
そういうことがしたいのだと気づいた。

だから、ちいさな学びのコミュニティを。
大人が真剣に「あそび」について考える。「どう遊ばせるか」ではなく「あそびって?」ともっと純粋に考えたい。

「あそびが生まれる要素の見方・編み方ゼミ」
あそびについて考える学びのコミュニティをつくりました。書籍を読み合わせてみたり、自分の活動について他の人と共有して考えてみたり、ゼミ形式で活動を進めていきます。

興味のある方はぜひ起こしください。
ただ、スキルを学ぶ講座ではありません。どちらかというと研究みたいなものです。そこだけはご注意ください。

https://www.facebook.com/events/1671124812973693/?ti=icl

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