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自称「初級者」のトレーダーズ日誌【11 日目】

2025年2月8日(土)Morning

 本日はまず米国市場の結果から。昨日日本時間22時30分に「1月失業率」と「1月非農業部門雇用者数(NFP)」の2つの重要指標が発表され、若干の減速傾向はあるものの「米国経済の堅調」さが示されました。また、米国金融政策を議論し決定するFOMCメンバーの地区連銀総裁の発言がなされました。それを受けて年内利下げは1回が妥当との見解が主流となり、投資家心理に作用し、主要指標が揃って下落となりました。「トランプ関税」の「不透明感」もその一因であったことは自明です。午前4時過ぎに「石破トランプ会談」の共同記者会見が開かれ、天然ガスの大幅な輸入、USスチールは「買収ではなく投資で合意」、対米直接投資残高1兆ドルに引き上げ、日米安保条約「尖閣に適用確認」、AI分野で多くの投資等が発表されました。これを受けて、日本先物市場の主要指標が一時的に反応したものの、上向かせるほどの効果はありませんでした。まだ、日本への関税の行方が決定していないからです。この会談を受けてのトランプ大統領の日本に対する心証はかわらず「好意的」であると感じます。追々日本への関税措置が決定していきますが、厳しいものにならないのではないかと「楽観視」しています。上記のように日本でも同様ですが、米国の重要指標の発表や要人の発言により、市場は左右されるので、常に「チェック」していきたいものです。
 この流れを受けて、週明けの日本市場は、下落から始まると予想します。現段階ではそこまでは行かないとは思いますが、38000円の「心理的抵抗線」が意識されそうです。「石破トランプ会談」の共同声明の全貌を今のところ把握していませんが、記者会見で言及された「エネルギー分野」、「日本製鉄」、「防衛分野」、「AIサービス分野」は無論、会談前に漏れ伝わっていた「宇宙分野」等の言及された部分については、ある一定程度の反応があるものと考えています。最も主役は「トランプ関税」なので、「自動車分野」、「半導体分野」等を注視していく予定です。
 Close後の決算発表された「アニコムHD」や昨日手に入れた「コスモイニシア」は好決算だったので、週明けが楽しみです。前者については、「ペットブーム」、「少子化」、「ペット保険の契約数増加」から将来有望と考えて手に入れました。今後共、有望市場なので保持したいと思います。後者については、決算日のチェックを行っていませんでしたので、ちょっと「びっくり」。「有利子負債」は気になるところですが、旺盛な「インバウンド需要」で、家族で旅行することが多い外国人の心を掴んでいるため、しばらくは保持する予定です。未保有銘柄で、購入を迷っていた「ジャパンインベストメントアドバイザー」の決算発表があり、好業績で、60円の「増配」ということで、Total87円の高配当になることが判明しました。これを受けて夜間市場ではストップ高状態です。つくづく「逃した魚」は大きいと思います。課税繰り延べメリットの航空機リースの「オペレーティング・リース」を主に行っているのですが、その業態もさることながら、「事業計画」でものすごい「成長性」をうたっていることから相当自信があるようです。「大化け株」候補の一つですので、今後共「監視」していきたいと思います。
 その他、好決算発表を行った保有銘柄を中心に、前述の通り「エネルギー分野」、「日本製鉄」、「防衛分野」、「AIサービス分野」は無論、「宇宙分野」、「トランプ関税」に係る「自動車分野」、「半導体分野」、「内需株」に注目していきたいと思います。
 土曜日はMorninng、日曜日と日本の祝日はDayで1日1回の配信となります。
 では、明日のDayで! See You


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