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自称「初級者」のトレーダーズ日誌【20 日目:2025年2月17日(月)Evening】
本日も先ほどCloseした日本市場から。「緩やかな下落」、39000円が「心理的抵抗線」、「底堅い」という予想でしたが、ちょっぴりうれしいことに狭いレンジ内での「小幅な上昇」となりました。「円高進行」や「トランプ関税」の「不透明感」で、上値が重い展開でした。その中で最も影響を受けたのが典型的な「輸出関連銘柄」の「自動車関連分野」でした。
最近は「プライム市場」が伸びないと見るや「グロース市場」に資金が流入する流れが続いています。一定程度「グロース市場」の「中小型株式」を保有する小生にとっても「低迷株」や「塩漬け株」が解消できる「チャンス」が増えますので、良い傾向だと思います。
週末好決算を発表した「ゆうちょ銀行」や「日本郵政」は、揃って下落しました。背景に「ステークホルダー」の「高いコンセンサスの壁」があるのかもしれません。
下げすぎた感があった「カバー」と「レゾナック」はようやく「下落」が止まり、「反転」に転じました。業績的には全く問題がないので、元の株価に徐々に戻ってもらいたいものです。一方で「ライフネット生命」は日々下落幅が大きくなりつつあり、ちょっぴり「心配」です。
「買収」から「投資」にすり替えられた「日本製鉄」は、「堅調」ですが、「トランプ発言」により翻弄されており、今後どう転ぶか不明ですので、事態の推移を見守りたいと思います。
「金利上昇」の流れで、恩恵を受ける「銀行株」を筆頭とする「金融関連株」の一方で、金利上昇により不利になる「リース業分野」も存在します。その象徴たる「オリックス」や「三菱HCキャピタル」はこのところ「軟調」が続いています。金利が上がれば、企業にとって優先順位が低い「リース契約」が伸びないからだと思います。
「内需株」は堅調、軟調な銘柄が混在していますが、注目の「ベースフード」が引き続き「上昇基調」を保ったので、「安堵」しています。
「宇宙分野」は引き続き「軟調」です。保有銘柄の「ispace」は5月中旬の「月面着陸」に向けて着々とミッションを達成し、着陸態勢を整えつつありますので、それに合わせて、徐々に上昇してほしいものです。
本日のサプライズ銘柄は、5つです。まずは「明」の方から4つ。「エフ・コード」が「ストップ高」を演じました。新株式発行・売り出し発表後に希薄化を嫌った層からの「売り」が出て急落、その後手に入れましたので、引き続き期待しています。今期経常が3%減益へという決算発表を受けたにもかかわらず、「ピジョン」も「上昇」しました。減益ならば普通は下落するものですが、直近の好業績で判断されたようです。IPO取得し、現在「塩漬け株」、このところ上昇基調が「軟化」していた「TrueData」が「再上昇」を開始しました。このまま上昇してもらいたいです。同様に「塩漬け株」の「JMC」が「好決算」により上昇しました。これを「反転のきっかけ」にしてもらいたいと思います。
次に「暗」の方です。好決算だった「Finatext」が大幅に下落しました。どうもこの株は決算発表後に下がる傾向にあるようです。この癖を次に生かしたいです。「テンバガー候補」でもありますので、本日「ナンピン買い」を行いました。
「データセンター」絡みの「古河電工」や「フジクラ」も好決算だった割に「軟調」です。「DeepSeekショック」の影響が完全に抜けきっていないようです。一方で「DeepSeekショック」ですそ野が広がった「AI関連サービス」は引き続き「堅調」です。
監視中の「オルツ」は、赤字縮小の決算発表と「超絶IR」により「ストップ高」になるかに見えましたが、朝高後、じりじり値を下げ、終盤に復調しました。「ベンチャー企業」の特徴である「赤字体質」がマイナスに作用している部分があると思います。クラウド上に配置してあらゆるデジタル作業を「クローン」に行わせることを目的とした「P.A.I(パーソナル人工知能)」を「著名な研究者」との共同研究、開発する等、将来有望な技術を有する企業だと思いますので、引き続き「監視」しておきたいと思います。また、軟調な「リース業分野」の中で、異質の「オペレーティング・リース」という手法で攻める「ジャパンインベストメントアドバイザー」もようやく上昇が頭打ちになり、下落傾向です。再上昇を見極めるため、引き続き「監視」しておきたいと思います。
次は、今晩の米国市場です。米国市場の先物指標を見ると揃って「小幅なプラス」となっていますので、「緩やかな上昇」になると予想します。最近「緩やかな」という「枕詞」を多用していますが、「トランプ関税」に伴う「不透明感」が今現在も漂っており、その影響で上値が重い展開が今後も継続するとの判断からです。「しばらくの辛抱です」と言い切れるように早く「透明感」あるものになってほしいですね。
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<19時訂正>
大変失礼しました。米国市場は「プレジデントデーの祝日」で「休場」でした。しかし、FRB理事等の講演会が開催されるようなので、金利政策が話題に上るようならば、日本市場にも波及する可能性がありますが、影響は少ないと思います。ということで、明日の日本市場は、米国市場が休場の上、「四半期決算発表」も「ほぼ一巡」したことから、「小幅な値動き」になると予想します。
では、結果は明日のMorningで! See You