自称「初級者」のトレーダーズ日誌【13 日目:2025年2月10日(月)Evening】
本日の日本市場は、予想では「小幅な下落」としていましたが、日経平均が「小幅な上昇」、TOPIXが「小幅な下落」で着地しました。概ね「予想通り」でした。
「トランプ関税」の「不透明感」が徐々に薄れてきています。本日、鉄鋼とアルミニウムに国を問わず一律25%の追加関税をかけることが発表され、「相互関税」を近日中に発表することが漏れ伝わっています。「トランプ関税」では、日本市場に多大な影響を及ぼす「自動車分野」や「半導体分野」の関税措置が「相互関税」の範疇に入るのかどうか今のところ不明ですが、今後共注視していきたいと思います。
「天然ガス大幅輸入」、「投資額拡大」に関連して、「日揮HD」は天然ガス開発「アラスカ案件」の思惑買いで、上昇しました。長らく低迷していましたが、「ようやく」という感じです。
「USスチール」買収問題で、「買収」ではなく「投資」となり、過半数の株式を握ることが出来なくなった「日本製鉄」が小幅に下落しました。「大胆提案」を検討と報道されていますので、今後、どのような動きを示すのか注目です。
「石破トランプ会談」で「防衛費」の増額を要求されず、防衛費は日本が決定することが判明しました。「肩透かし」をくらった感じです。「防衛費2%枠内」での運用となりますので「三菱重工」をはじめとした「防衛関連銘柄」が中長期にどうなるか注目です。「国策に売りなし」という格言がありますので心配はしていませんし、地政学的リスクが今以上に高まれば、状況も変化する可能性があります。
「プライム市場」の上値が重い分、その資金が「グロース市場」へ流入しているのが、最近の「トレンド」です。「SBIレオスひふみ」が大幅に上昇し、公募価格を突き抜けました。しばらく様子見の後、機を見て「利益確定」したく思います。ようやく、「塩漬け株」卒業です。
本日決算発表予定銘柄は、場中発表の「フジクラ」と「オリックス」は好業績であったにもかかわらず、結果では明暗を分けました。「フジクラ」は配当金が13円増額となりました。「オリックス」は「営業利益率」が小幅に低下したものの経常利益は増益だったので、別段問題ないかと思っていましたが、下げに転じました。機関やアクティビストの予想数値に届かなかったためかもしれません。最近の傾向として、好業績であったとしても配当増等の+αがなければ上昇しづらくなっているのかもしれません。Close後発表される「ソフトバンク」、「エムスリー」、「エスケーエレクトロニクス」は、前者が下落、後2者が上昇となりました。決算発表結果はまちまちでした。「エスケーエレクトロニクス」が好決算で、配当金が14円増額となりました。
昨日好決算を発表した銘柄で「神戸製鋼」は「利益確定」をこなし、続伸しました。「アニコムHD」は残念ながら下落、「コスモスイニシア」は続伸しました。後2者は、現在のニューズを的確に捉えていて中長期的な視点では「心配不要」なので、保持の上「様子見」となります。
「監視銘柄」の「ジャパンインベストメントアドバイザー」は、「ストップ高」となりました。今後の「成長性」と「高配当」と考えると持っておくことに損はないかと考えますので、参入の機会を覗います。
米国市場の主要先物指標は、揃ってプラスなので、今夜の米国市場は、緩やかな上昇を描くものと予想します。徐々に「トランプ関税」の「不透明感」が薄らいでいることが「プラス要因」ですが、12日(水)に発表の1月消費者物価指数(CPI)の結果に市場が左右されることから「買い控え」が増加し、大幅な上昇は考えにくいところです。
結果は、明日のMorningで! See You