![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157296690/rectangle_large_type_2_eea0e42659ae9e7e6d8de691eca2bed3.jpeg?width=1200)
死者の月に...故リバス神父を偲んで
東京は四ツ谷にカトリック麹町(聖イグナチオ)教会があり、その本堂の地下がクリプタ(納骨堂)になっており、そこへ「死者の月」には、お世話になったイエズス会士の方々へ、魂の平安を祈るため、墓参りに行くのが、わたしの、毎年の行事になっております。
もと、こちらが所属教会であったので、懐かしの場所です。
![](https://assets.st-note.com/img/1728446512-4axlAyUr1wBgcGf8sHh5YJZO.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728446537-YSRlFbDU865r0m4wiQodsNjZ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728446557-0MDmTVWqsQKuFc6ZtXloknje.jpg?width=1200)
これに加えて、今年は、2021年に帰天(※プロテスタントの「召天」のこと)された、故イシドロ・リバスS.J(イエズス会士)のことを、この「死者の月」を契機として知ってもらおうと、昨日、PDFファイルにて、文章を起草しました(※相変わらずの拙文ですが…)
上記、添付した文章にも書きましたが、わたしがリバス司祭とお会いしたのは、彼の最晩年における活動であった「現代信仰の集い」においてでした。
※当時の活動をブログ記事にして、今でも削除せずに残して下さっている方が入らっしゃいます…リンクを貼っておきます
2013年7月13日に、イエズス会上石神井修道院にて「受洗式」があり、その記録映像が「YouTube」にアップされています。こちらも投稿した方が削除せずに残して下さっております。ありし日のリバス司祭を偲ぶ、よい記録かと思います。
「現代信仰の集い」は、東京は練馬区、カトリック神学院の真向いに立地する、イエズス会上石神井修道院にて、同じ敷地内にあったロヨラ・ハウスに暮らしていらしたリバス司祭のもとにカトリック信徒の、有志の方が協力して催されていた、リバス神父を囲む会でした。
そのリバス司祭は、2021年にこの世を去りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1729798915-nQWdtJZqR1giNTLuIGlo3wmX.jpg?width=1200)
葬儀は、四ツ谷にある「聖イグナチオ教会」において執り行われました。
今年は2024年ですから、あれから3年の歳月が流れた…ということになります。
そのリバス司祭が、2018年11月「死者の月」をテーマに、89歳でいらっしゃったとき『カトリック新聞』に寄稿し、記事となった文章があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1729799419-MQpo7S8tOfr1GXv2kzYFID0E.jpg?width=1200)
そちらを、以下に引用しておこうと思います。なかなかの名文です。
主なるイエスよ天国へいざなえ
天国は素晴らしい所です。あそこでは、仕事をしなくて済む。休もう!愛そう!愛してもらおう!終わりなく愛されよう!
そして聖アウグスティヌスが言うように、キリストや聖母マリアやかつての友人たちと永遠に住まおう。そして無限に褒めてもらおう!
たとえ目が見えずとも耳が聞こえずとも何の障りがない、キリストが友である我らに準備してくださった所におらせてもらおう。キリストが準備してくださった報いを思う存分いただこう。
一生たまった疲れを癒していただこう。
キリストは言われる。
「私を信じる者は死なない」(ヨハネ11・26)
私が愛している友と自分の喜びを共に味わおう。一生たまった疲れと嫌な感じを癒してもらおう。
美しいもの、ありがたいものの泉である御父は、わたしを親しく迎えてそばに抱いてくださるだろう。私にとって生きるのはキリストで、死ぬことは大もうけ。イエスを信じる者は死んだとしても永遠に生きるから。
11月は死者の月です。死者のために祈ろうではありませんか。そしてつらい時は、天国のありがたさを黙想して、聖人のような人間になるべく励みましょう。
以下、新聞記事を「A4サイズ」にてPDFファイルでダウンロードできるようにしたものも、用意しておきます。
わたしは、2012年4月に受洗、同年12月より、リバス司祭の「現代信仰の集い」に加わり、キリスト教の信仰とは何か?を、円熟した老司祭より教えを受ける好機に恵まれ、今でも、この地上にてリバス司祭と出会えたこと、共に過ごせたことを、神に感謝しております。
![](https://assets.st-note.com/img/1729800667-53yDVkBraPNivblMqo1f4Ynw.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1729800716-VeKdbvLMW1woNgn5OZIlu9qx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1729800754-YLJurA7G6SFi5DoEV2fg8HX1.jpg)
今年は、自作の「PDFフアイル」をメールに添付して、11月2日、死者の日に、友人、知人に、リバス司祭のことを「お伝え」しようと思っております。
合せて、わたしの受洗式で司式してくださった、キリスト教入門講座において、何も知らなかった私を導いて下さった、K・リーゼンフーバー司祭の、当時、洗礼志願者だった頃の「思い出」を、代理父に、手紙と、メールを、出そうと思っております。これは「死者の月」である、11月中に…と思っています。
今日、わたしは単立のプロテスタント教会の教会員であり、2022年1月より、カトリックから教派を変えて、キリスト者を、信仰生活を続けておりますが、受洗してからの約10年間、カトリックの霊性に養われ、キリスト者としての「土台」ができたと思っています。その際に、今は天国にいらっしゃるイエズス会士の皆さまには、大変お世話になりました。
神に感謝、主に栄光。
いいなと思ったら応援しよう!
![くり坊](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55243360/profile_2e2b6f3157393ef01782341611e8bb73.jpg?width=600&crop=1:1,smart)