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牧師先生の推薦書

わたしは、目下、今週末の日曜日が「返却期限」というのもあって「ヤスパース選集」の4冊、これの「部分読み」に追われている。

ヤスパースの邦訳を、ある特定の目的を保ちながら読み進めつつ…その一方で、今週から読み出した本がある。ヨベル新書から出ている『神の物語(上)』です。

じつは、わたしが「ヨベル出版」というキリスト教書専門のレーベルを知ったのは、ごく最近のことで、アウグスティヌス著作集を自宅に抱え込んで、これを少しづつ読み続けることをライフワークとしているのだが…

金子晴勇氏の『キリスト教思想史の諸時代』の別巻2に『三位一体論』を読む、という1冊が出て、そこで「ヨベル出版」というレーベルがあることを、わたしは、はじめて認識したので…

上記、記事の日付を見ると「2023年12月」となっているので、つい最近…ということになります。

わたしは、カトリックからプロテスタントに教派を変えて、今年で「3年目」の節目になるので、プロテスタント関係の本を紹介して欲しいと、広くく、教会内へ、Facebookグループにて情報発信したところ、主任牧師が、わたしの投稿に気が付いてくれて、本を、少しづつ貸して下さる…ということなので、お言葉に甘えて、その「1冊目」が、今、自宅に来ており、それが、マイケル・ロダールという人物が書いた1冊です。

本の表紙から…

本書の著者紹介には、マイケル・ロダール氏は、次のように書かれております。引用します。

著者紹介
マイケル・ロダール Michael Lodahl Ph.D
ノースウエスト・ナザレンカレッジ、ナザレン・セオロジカル・セミナリーを経て、エモリー大学で哲学博士を取得。ノース・ウエスト・ナザレン・カレッジに続き、1999年から現在(本書は2017年に初版発行)までポイント・ローマ・ナザレン・カレッジ(サン・ディエゴ)で神学と宗教学の教授として、組織神学・歴史神学・世界宗教を担当。ウェスレー神学会会長。2012年。

『神の物語』上巻、著者紹介より引用

上記、ウェスレー神学会会長という「肩書き」が、すごく気になりました。

案の定、本文を読み進めてみると、20ページに、こうありました。

つまりこの本は、物語の神学をスタイルとして採用し、神学的にはウェスレアン神学に立つキリスト教神学の入門書である。

『神の物語』上巻、20ページより引用

さて、今回の「キーワード」は「ウェスレアン神学」です。

その立場から書かれた入門書ですから、もしも、この「神学」を拒絶するならば、最初から、この本は読めなくなる訳です。

「ウェスレアン神学」にてWEB検索したところ、この本が次々と引っ掛かってきました。

どんな本なのかは分かりませんが「日本の古本屋」にて「2,000円」にて購入してみることにしました。

とりあえず『ウェスレアン神学事典』が古書店から届いて、それを手に取って、各項目を読みはじめるまでは「ウェスレアン神学」については「棚上げ」して、目の前にある『神の物語』(上巻)を読み続けることに致しました。

とにもかくにも…新しい分野の読書は大変です。

何せ、知らないことばかりだからです。

少しづつですが…前に進みます。

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くり坊
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