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■第137回朝の横浜読書会レポート

皆さま、こんにちは。
朝の読書会(カフェ開催)のファシリテーターをしているyuuu_yです。

新緑が眩しい季節になってきましたね。
さてさて今回は第137回の朝読(通称「あさどく」です)の様子をレポートいたします!

■2023年4月21日(日)  10:10-12:00
■参加者7名(男性4名、女性3名)初参加の方1名

1.『ぼくはなにいろ』黒田 小暑(著) 
⇒本の紹介欄に「心を閉ざした若者たちの繊細な人間関係を描き、読む者すべての人生を肯定する大傑作」と書かれていて、なんとなく気になってAmazonでポチった本とのこと。Amazon様が「あなたにオススメ」で推薦してきたのだとか(笑)
自分の好きな作家、好きなジャンル、好みの内容・・・で、本を読むのも当然面白いのですけど、たまには全く知らない領域に先入観なしで手を伸ばすのもアリかも? 読書会も「未知との遭遇本」の出会いですよね!

2.『ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』岡 真理(著) 
⇒前回の「第136回朝の読書会」にご参加されていて、その時に紹介されていた本に触発されて読んだ本とのこと。タイトルは重いですが「文学は人間にヒューマニティを思い出させる」という言葉が強烈でした。

3.『イスラエルの起源 ロシア・ユダヤ人が作った国』鶴見 太郎(著)
⇒前述の本とは別の視点からの考察を得たくて、読んでいるとのこと。
当日はまだ読み終わってない~と仰っていて、概略のご紹介(笑)
読み終わったらぜひ紹介してください。

4.『傑作はまだ』瀬尾 まいこ(著)
 ⇒紹介者は瀬尾まいこさんの著作が大好きで、どの作品もいいよね~と皆なで盛り上がりました。この本もハートフルな内容で心がほっこりあったまるとか。著者のユーモアあふれる文章は読んでいて心地良くて、人を惹きつける力があるんだなと改めて再認識しました。

5.『喜べ、幸いなる魂よ』佐藤 亜紀(著)
⇒皆さん、ベギン会ってご存知でした?
中世ヨーロッパで発生した半聖半俗の姉妹団のことだそうです。生涯単身を選んだ女性だけの村・・・教会等とは異なるコミュニティが当時あったそうです。
そのベギン会へ移り住んだ女性と彼女を愛する男性の物語。あらすじを聞いただけで読みたくなりました。

7.『『自分ひとりの部屋』ヴァージニア・ウルフ(著) 
⇒イギリスの小説家ヴァージニア・ウルフさん。この本は「女性が小説を書こうとするなら、お金と自分だけの部屋を持たなければならない」という内容で講演を行った時の随筆だそうです。
なるほど・・・彼女が生きた20世紀当時の世相を考えると画期的な発想だったんじゃないかなと感じ入りました。

8.『『クリムゾンの迷宮』貴志 祐介(著) 』
⇒だいぶ以前に読んだ本だそうですが、主人公が目を覚ますと見たこともない場所で、側にはゲーム機が・・・という小説。
1999年出版の作品なので、ゲーム機の描写が現代と全く違っていて面白い!
昔はそうだったよね、と大いに盛り上がりました。

9.『湘南幻想美術館 湘南の名画から紡ぐストーリー』太田 治子(著)
⇒著者は太宰治のご息女。この本は、絵画からインスピレーションを得て、著者がオリジナルの発想で小説を紡いでいます。絵のテーマとか作家の想いとか、小説には何一つ書かれていない(笑)
紹介者は「絵の見方がわからない」と話されていて、「でもこの本のように自分なりのストーリーを作るとかの楽しみ方があるんだな」と気付いたと。
確かに美術館で絵画を鑑賞するって、それだけで身構えてしまいますが、もっと自由でいいんですよね。素敵な本です。

参加いただいた皆様、ありがとうございました!

朝の読書会は日曜日の朝に、ゆったりカフェでやっています。
未知との遭遇本だったり、まだ読んでいない本だったり、遥か昔に読んでいたり・・・自由がモットーの読書会です♪
一日の始まりに皆さんもご一緒にいかがでしょうか?

ぜひ読書会でお会いしましょう!
皆さまの参加を心よりお待ちしております♪


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【投稿者】yuuu_y


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