横浜読書会KURIBOOKS10周年記念ビブリオバトル・前編▶youco
去る2月23日、冷たいみぞれ混じりの雨が降る中、横浜読書会KURIBOOKS10周年記念ビブリオバトルが開催されました。
ビブリオバトル…どんなものなのかご存じない方も多いのではないでしょうか。私も、読書会に参加させていただくようになってから知った一人です。そんな私が今回のビブリオバトルについて投稿するのもどうなのかしら…と思っていたのですが、実は純然たるオーディエンスというのはむしろあの場では希少種だったらしく。そんな立場から見たレポートを書かせていただきます。
当日、会場に上がるエレベーターの中で、顔見知りの参加者の方からサプライズ用のクラッカーを手渡されたところで既に、10周年記念イベントは始まっておりました。
開場までの待ち時間で漏れ聞いたところによると、総勢41名の出席者の中、バトラー(本のプレゼンをする方)が19名。司会や受付、その他諸々のスタッフが14名。引き算するとわかりますね?私のようになんのお役目もない純然たるオーディエンスは数名でした。呑気ですみません。
会の冒頭、HAPPY BIRTHDAYの歌とともに、有志の方々が企画した主宰・KURIさんへの“10周年おめでとうサプライズ”が行われ(準備に携われた方々、お疲れ様でした)、華々しく幕を開けたビブリオバトル。
ルールは以下の通りです。
・バトラーの発表は4分以内。一人一回。
・一番読みたくなった本に参加者全員で投票。
・一番多く票を集めた方がチャンピオン。
・各グループのチャンピオン選出。決戦投票にてグランドチャンピオンが決定。
テーマは【未来へ】
A・B・Cの3グループに分かれ、まずは順番決めです。
トップバッターはAグループ。
バトラーのお名前と紹介した本は以下の通りです。
<Sさん>
『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』
川内 有緒(著)
<Kさん>
『横浜駅SF』
柞刈 湯葉(著)
<Nさん>★
『百代の過客』
ドナルド・キーン(著)
<Iさん>
『橋ものがたり』
藤沢 周平(著)
<Uさん>
『博士と狂人』
サイモン・ウィンチェスター(著)
<Sさん>
『星さえもひとり輝く』
マヤ・アンジェロウ(著)
<Eさん>
『東京都同情塔』
九段 理江(著)
以上7名の皆さんです。
Nさんが、Aグループチャンピオンの座を勝ち獲りました。
皆さんのプレゼンに関して、若輩者の私が語れることは何もありませんが、とにかく申し上げておきたいのは、スポットライトが煌々と当たる舞台に立ち、3つのプロジェクタースクリーンに映し出されるカウントダウンの数字を横目に見ながら、堂々とプレゼンされる方々の精神力は素晴らしい、ということです。
ここでビブリオバトルはいったん休憩。歓談の時間です。同席の方々とすごかったねぇ、などと言葉を交わしつつ。
この投稿もちょっと休憩いたします。
続きは、次回(3/12)の投稿までお待ちください。
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