■第146回 朝の横浜読書会レポート▶OKA
朝の横浜読書会KURIBOOKS(カフェ開催)のファシリテーターを担当していますOKAです。
第146回の朝の横浜読書会(通称「あさどく」)の様子をレポートします!
■2024年9月7日(土) 10:10~12:00
■参加者5名 (男性3名、女性2名)
■本のテーマ:フリー
月に2回開催の朝の読書会です。
朝の読書会は、課題本などはなく、参加される方々がそれぞれ持ち寄った本を紹介しあう、というスタイルです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます!
・『リング』鈴木 光司(著) 角川ホラー文庫
映画化されたことでも有名な鈴木光司のホラー作品をご紹介頂きました!
貞子のビジュアルと登場シーンはあまりに有名で、頻繁にパロディ化されていたりしている作品ですが、映画を見たら普通に怖かったとのことです...
小説も、海外のホラー小説にはない、日本的なじめっとした恐怖が印象的だそうです!
・『眠れなくなるほど面白い 図解 地理と経済の話』 井田 仁康 (監修) 日本文芸社
こちらは、図書館で見つけたという、地理と経済のかかわりについてわかりやすく解説してある本とのことです!
地震の多く発生する地域では、都市などを築き上げたとしても定期的に壊れてしまうので長期的な視点で見ると経済的に貧しくなってしまうことが多いとか、タイの雨と経済の関連、アメリカの銃社会など、何となく知っていた知識と知識のリンクが繋がるような面白そうな本でした!
・『まおゆう魔王勇者 1 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」』 橙乃 ままれ(著) KADOKAWA
もう一冊ご紹介いただいたこちらは、以前にインターネットで広く話題になったというライトノベルとのことです!
勇者と魔王が登場するようなよくあるファンタジー世界の設定ですが、魔王と勇者が協力してテクノロジーや経済、農業などに近代的な改革を起こして統治していくといった内容だそうです。
元々インターネット掲示板に投稿された小説がのちに書籍化されてヒットしたという経緯も興味深かったです!
・『ハーバードの個性学入門:平均思考は捨てなさい』トッド ローズ(著) ハヤカワ・ノンフィクション文庫
横浜読書会の別の会で他の参加者の方が紹介されているのを聞いて読んでみた、というこちらの本は、なんでも平均値をとって考えてしまいがちな傾向に対して、平均値で考えてしまうことによって多くの重要な要素を見落としてしまうなどの問題点や、育児、学校、社会などで個性を発揮していくことなどについて書かれた本とのことです!
・『台所から北京が見える ――36歳から始めた私の中国語』 長澤 信子(著) ちくま文庫
こちらは、中国語の通訳や翻訳として高名な方の自伝的な本だそうです!
元々は主婦だったが、子供が独立していったあとの生きがいを新聞の相談コーナーに投書し、その回答をもとに語学を始め、中国語を選んだ経緯や、厳しかった中国語の先生、家で空いた時間や場所を活用しながら独自の工夫をこらして学んでいく様子などが興味深い内容のようでした!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
いよいよ読書の秋になってきましたが、気温はまだ夏と秋を行ったり来たりするかのような具合ですね!
気温が上下していますが、体調に気をつけて読書をエンジョイしましょう!
次回も皆さまの参加をこころよりお待ちしております!
【投稿者】OKA