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ふくふく日記_240526~なんて美しい日本語~
日曜日。朝9時半に起床。昨夜、初訪問の祐天寺のお店でおいしい料理とワインをたっぷり楽しんだので、朝ランはおやすみ。お天気よく、起きてすぐ洗濯機をまわす。昔から掃除は嫌いだが、洗濯は好き。洗濯機から取り出して、タオルもTシャルも下着も、一枚一枚パンパンっとシワを伸ばして畳み、それからハンガーなどに干すのが好き。太陽の下、風に揺れるシワの伸びた洗濯物を見るのが好き。これらは今朝の私の作品だ。なんて。
今日は、東京都議会議員補欠選挙の日。近くの高校までてくてく歩き、無事投票を済ませる。その後、中目黒レッドブックへ行き、大好きな玉ねぎドレッシングのサラダと豚肉のカレー(パクチー抜き)をいただく。酸っぱ辛い、いわゆるポークビンダルー的なカレー。基本、気に入った味があると冒険しない性格なので、この店ではほぼこれしか食べない。
夜の買い出しをして帰宅すると、夫のお母さんから静岡のお茶「八十八夜新茶」が届く。この時期だけの新芽を摘んだ茶葉の味わいが楽しめるということで、さっそく淹れてみると若葉の香り、すっきりとしたフレッシュな味わい。八十八夜は、立春(節分の翌日)から数えて88日目の日ということで、今年は5月1日にあたるそう。
そのお茶と一緒に入っていたお茶屋さんからのメッセージが素敵だった。「八十八夜新茶」について記された一枚の小さな紙。そこには
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夏も近づく八十八夜……
立春から数えて八十八日目、この頃摘まれた新茶を八十八夜新茶と称します。
風薫り、万物新緑に光り輝くこの季節に摘まれた新茶は、精気満ち溢れ、香気高く、ビタミンC始め、栄養素も豊富で、古来不老長寿の仙薬、無病息災の縁起物として珍重されています。
ーーー静岡茶 白銀屋
風薫り、万物新緑に光り輝く、、、キラキラと陽光を浴びた茶畑が見えるような文句に素敵だな、と思わず写真を撮ってしまった。
だいぶ日も暮れてきた頃、八十八夜の茶摘みの風景を頭に思い描きながら、珍しく冷蔵庫から缶ビールを取り出してベランダでプシュッ。これができるのも、初夏の醍醐味だよねーと思ったのも束の間、あまりの強風いや暴風で、すぐさま部屋へ戻る。夜は買ってきたトマトや青唐辛子、にんにく、ピーマン、玉ねぎなどをとにかくみじん切りして、サルサソースを作る。トルティーヤチップスとビール。あとはたいして火を使わずにできるものだけ。大河ドラマ「光る君へ」を観ながら。今日は枕草子誕生が描かれた。神回だった。