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ふくふく日記_240713~七回忌の京都旅①~

土曜日。7/15(月)が海の日となるため、三連休の初日。朝5時半起床。朝ランはお休みして、7時35分に東京駅のホームで母、叔母、従姉妹と待ち合わせ。真っ先に東京駅名物の「駅弁屋 祭」に向かうが、オーバーツーリズムを証明するかのごとく店内に入ることすら困難な混みよう。10歳下の従姉妹は、お目当ての「えんがわ押し寿司」が諦めきれないらしく、根気強く並び、溢れる人混みの中にじわじわと紛れていく。さすが食いしん坊の我が従姉妹、と誇らしい気持ちで眺める。

人の多さに完全に引き気味の80過ぎの母と、70代の叔母を、最寄りの小さなお弁当屋へ誘導する。幕内弁当的なものをそれぞれ買っているすきに、私はさらに先にある店で崎陽軒のシウマイ弁当を購入。しばらくして満足げに「えんがわ」を手にした従姉妹も再集合して、みんなで買ったホットコーヒーを手に、ようやく東海道新幹線に乗車する。早めの待ち合わせは正解だった。いざ、京都へ。

10時32分、京都駅着。母と叔母は京都駅向かいにある京都アバンティ内のタリーズコーヒーで待機。その間、娘二人は地下鉄に乗り九条エリアに位置するホテルに行き、大きめの荷物を預ける。戻ってタクシーに乗り、今回の旅の目的である伯母の七回忌の法要が行われる寺へ。清水寺に向かう坂の途中にある寺へは、今回初めて行く。靴番をされているかのように袈裟を着たご住職が入口に座り、気さくに話しかけてくれるアットホームな寺で、京都の寺=厳粛のイメージは早々に崩れる。法要の際、お焼香場の隣に置かれた手書きの戒名を見たら、殴り書きのような雑な字で、さらに末につく伯母の位号が「信女」ではなく「信士」となっていたのには苦笑してしまった。卒塔婆を依頼した人の名前を読み上げる際も、伯母の娘である従姉妹の苗字を言い間違えたり。最後に法話がある雰囲気だったのでご住職の方を向いたら、そのことに関するお詫びだった。この適当さがいいのよ、と従姉妹がゲラゲラ笑っていうのでそういうものなんだ、と面白く思う。

ポツポツと雨の降る中、歩いてお墓参り。蚊が多いということで事前に寺が用意してくれている虫除けスプレーをかけていったが、若い人ほどたくさん刺されていてお坊さんの読経中も「かゆいかゆい!」だの、「蚊がいる!」だのうるさくて後ろの方にいる私たちにはほとんど聞こえなかった。私はバッグの中に北見のハッカオイルを携帯していたので、露出部に吹きかけておいたら全く刺されなかった。ハッカオイルは虫除けだけでなく、涼感スプレー並みにひんやりが持続するので夏こそ携帯をおすすめしたい。

さて。清水さんまで10分ほど歩いて舞台裏側の足元に到着。従姉妹がせっかくだからやろうというので、今まで清水寺に来てもスルーしてきた「音羽の滝」の行列に並び、参拝する。産寧坂(三年坂)、二寧坂(二年坂)の順にそぞろ歩き、途中の甘味屋の前でほかのメンバーと一旦別れ、新幹線移動組の4人で休憩。宇治抹茶のかき氷、冷やしぜんざい、みたらし団子など食べて疲れを癒す。

17時30分、南禅寺エリアにある料庭八千代で法事の会食がスタート。季節の八寸、精進天麩羅、お造りなど。メインは好物の湯豆腐だったが、お腹いっぱいになり過ぎて少ししか食べられなかった。好物からいっておくべきだった、順番間違えたと後悔。宴会場には親族(半分は知らない人)が総勢40名弱集まり、21時頃にやっとお開き。4人で近くのウェスティン都ホテル京都まで歩き、そこからタクシーに乗って九条にある今宵のホテルにチェックイン。ホテル前のコンビニで白ワインとつまみ、母たちのミネラルウォーターを買い、叔母&従姉妹の部屋で深夜0時頃まで飲みながら談笑。母が寝る間際、咳込んでいたので部屋のクーラーをオフにし、マスクをつけさせて寝る。

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