ふくふく日記_240519~世田谷美術館の民藝展へ~
日曜日だが、通常通り起きてベランダの植物に水やりなど。今日はずっと楽しみにしていた場所へ出かける日。10時半頃に家を出て、電車に揺られ、「民藝 MINGEI — 美は暮らしのなかにある」展が開催されている世田谷美術館へ。鑑賞はおそらく長丁場になるだろうと、朝ごはんを食べていなかったので用賀駅前のドトールでジャーマンドッグとアイスコーヒー。久しぶりに食べたけれど、この店舗は粒マスタード多めでうれしい。まずは豪邸見学をしながら砧公園に向かって歩くのだが、なんであの通り(歩道?)は瓦がたくさん埋め込まれているのだろう。いつも不思議に思う。まさに初夏!という清々しい天気なので、砧公園はテントを張ったファミリーで賑わっていた。
展覧会は。もういうことないです。素晴らしかったです。結果、4時間近く美術館にいた。柳宗悦が考える「取り合わせ陳列」という展示方法。展示品を一つ一つ個別に見せるのではなく、日本の住宅の中で実際に置かれ、使われていたその様子が伝わる展示。それぞれの形や色との相互関係により、それぞれが個々の美しさを活かし合うことを目的とした展示。それが最初と最後に展開されているわけだけれど、ここから先は評論家でもアートに詳しい人でもないので心の中にとめておく。会期は6月30日(木)まで。
美術館を出た後、砧公園の売店でソフトクリーム。ソフトクリームの模型の誘惑には毎度勝てたことがない。緑の中でのんびり過ごせたが、おかげさまでランチ難民となり、用賀を彷徨い歩く。行きたかった店はことごとく休憩に入ってしまって、やむなく駅近くのラーメン屋に入り空腹を満たす。
夜は民藝をひきづり、家にある沖縄やちむんの皿やガラスの皿を出して夕餉の準備。(ミュージアムショップでは結局手拭いしか買わなかった……)
ロメインレタスとトマトのシーザーサラダ、ドライサラミ&ベビーレタス、鯵の刺身。新じゃがとディルのバター和え。美術鑑賞は楽しいが疲れるので、買ってきて皿にそのままのせるか、切ってのせるか、ぐらいの料理しかしたくない。はぁ〜素敵な食器がほしいなあ〜ため息。