#18 友達ゼロで不登校だった僕が 世界一ハッピーな高校生になれたわけ
どうも、不登校中学生の父、栗ワッショイです。
今日もお読みいただきありがとうございます。
このブログでは、4月から受験生になった不登校中学生の長男と、13歳差の次男の子育てを通して感じたこと、学んだことを発信していきます。
今回は、不登校に関する一冊の本を紹介したいと思います。
今日、紹介する一冊はこちら↓
『友達ゼロで不登校だった僕が 世界一ハッピーな高校生になれたわけ』
よしあき著
著者はSNSのフォロワーは総計70万人超の現役高校生モデル。
お姉さんミチとともに「おしゃれすぎる姉弟」として、10代を中心に圧倒的な支持を集めています。
僕は、そんな事は何も知らず買ったんですけどね…
妻に「これ、SNSで人気のモデルの子の本だよね?」と言われて初めて彼の存在を知りました。
最近の流行りについていけていないオジサンですみません_(._.)_
そんな若者から人気の彼ですが、実は、小4から中2まで不登校だったという経験を持っています。
彼の生い立ちから不登校になるまでのいじめの経験、不登校中の精神状態や言動、恩師との出会い、そして、不登校から復帰し「世界一ハッピーな高校生」と言えるようになるまでの事が詳しく書かれています。
ネタバレになってしまうので詳細は書きませんが、まぁとにかく不登校中は壮絶な荒れっぷりでしたね。
本人も家族も、本当に大変だったと思います。
しかし、そこから恩師と出会い、お姉さんや家族に支えられながら好きな事を見つけ、少しずつ自信を取り戻して学校にも行けるようになり、さらにはモデルとして仕事をするようになるというストーリーは、不登校時代には考えられなかったと思います。
人生、いつ、どこで、何がきっかけで変わるかは分からないものだなと、つくづく感じました。
ただ、何もせずに待っていたのではチャンスは掴めたかったのかなとも思います。
苦しみながらも自分と向き合い、フリースクールに通うという決断をしたことが素晴らしいと思います。
その勇気が無ければ、恩師と出会う事もなかったし、恩師との出会いが無ければ今の彼はないのではないかと思います。
やはり、勇気を持って行動する事。それが大事なのだと思います。
そして、彼を支えた周りの人達も素晴らしいですね
恩師やお姉さん、そしてご両親。
みんな本気で彼の事を思って接しているのが伝わってきます。
自分を想ってくれる人がいるということ。それが、彼に行動する力を与えたのだと思います。
僕は不登校児を抱える父親という立場から本を読んだわけですが、彼のお父さんは、奥さんや子どもの為に即決で仕事を辞めたり引っ越しをしたりと、とにかくパワフルで凄いなと思いました。
この行動力やエネルギーが、彼にも行動するパワーと与えたのだと思います。
そして、彼のお母さんも本当に素晴らしい!
何があっても絶対に味方であるお母さんの存在が、彼に勇気を与えたのだと思います。
いつでも味方でありたい!という気持ちはあっても、それを実行する事は決して簡単な事ではないと思います。
一緒に生活していると、どうしてもイライラしてしまう事はあります。
うちの不登校の長男の場合、不登校になった当初は頻繁に家出をする等、荒れていましたが、それもすぐに落ち着き、それ以降は家族に対して暴言を吐いたり暴力をふるうようなことも一切ありません。
けど、以前の記事にも書いたように、学校に行くと言ったのに行かない「行く行く詐欺」があったり、もう一つの不登校あるあるである「お風呂に入らない」事件があったりすると、どうしてもイライラしてしまいます(;´∀`)
家でずっとゲームをして過ごしているだけなのに、「夕飯まだ?」とか言ってきた時は頭にきてしまいますよね(; ・`д・´)
あと、夜中に友達とゲームをやっていて、家族は寝ているのに大声て喋っているのも、やっぱり頭にきてしまいます(。-`ω-)
そんな時は、どうしても長男の味方でい続けること難しいです...
小さな話になってしまいましたが、特に不登校児は世界が狭いので、小さいことの積み重ねが大きくなるのだと思います。
ふとした時、親が味方でいてくれたという事実の積み重ねが、本の著者の彼のように勇気に繋がっていくのだと思うし、ふとした時に親が味方でいてくれなかったことの積み重ねが、行動する勇気を奪ってしまうのだと思います。
そう考えると、反省ですね(-"-)
そして、この本の最後には、不登校で悩んでいる人に勇気を与えてくれる素敵な言葉が書かれています!
彼は、自殺未遂をするほど追い詰められていたのに、今となっては「不登校になってよかった」と言っています。
そんな彼の言葉は、きっと、不登校で悩んでいる人にはしっかりと刺さると思います。
ただ、もどかしいのは、家族という関係。
僕が長男に、「この本、凄くいいから読んでみな」と言っても絶対に読みません。
そもそも活字が苦手というのもありますが、家族同士ってそんな感じじゃないですか?
反発しているって程ではないですが、友達とか尊敬している人とか有名人が言う事は素直に受け入れられるのに、家族に言われると素直に受け入れることが出来ない事ってありますよね?
あれ、なんなんですかね??
けど、この本を読むも読まないも本人次第。
必要なタイミングが来れば読むのだろうし、読まないという事は、今はその時ではないという事。
長男も、いつかは「不登校の時期があってよかった」と笑える日が来ることを、ただ信じるだけ。
親として出来る事は、それだけですね。
長男の言動にイラっとしないように気を付けます(笑)
今日も、最後まで読んでいただいてありがとうございます(^.^)