#43 「ごめんなさい」はどうしたら言えるのか?
どうも、不登校中学生の父、栗ワッショイです。
今日もお読みいただきありがとうございます。
このブログでは、昨年の4月から受験生になった不登校中学生の長男と、13歳差の次男の子育てを通して感じたこと、学んだことを発信していきます。
前回の記事では、言葉やマインドが引き寄せる現実についてという、ちょっとスピリチュアルな感じで書かせてもらいました。
で、書きながら、まだ2歳(来月で3歳になりますが)の子どもに「ごめんなさい」を教えるのはまだ早いのかなぁと感じました。
実際に、言葉だけ覚えても、意味とかその言葉を使うときの想いとかまで理解しないと本当は意味がないんですよね。
どんな時に、どんな気持ちでその言葉を使うのか。
本当はその❝気持ち❞の方が大切なのに、とりあえずこんな時はこの言葉を使っておけば周りは納得する。
ということを覚えてしまのは、良くない事なのではないかなと思うんです。
2歳の次男に対して、僕が前から意識して取り組んでいることがあります。
みなさん、子どもに「いただきます」や「ごちそうさま」を教えるときはどうしますか?
子どもが「いただきます」を言わずにご飯を食べ始めたらどうしますか?
「ごちそうさま」を言わずに席を離れたらどうしますか?
つい、「いただきますは?」「ごちそうさまは?」と言ってしまう人って多いのではないでしょうか?
そう言えば、子どもは大体、「いただきます」「ごちそうさま」と繰り返して言いますよね。
けど、それってその言葉使うシチュエーションまで理解して使っているのでしょうか?
とりあえず、繰り返し言っておけば親は何も言わなくなるから言っているだけなのではないでしょうか??
まぁそれでも、繰り返し言っているうちに段々シチュエーションも理解できるようになるし、そのうち言葉の意味も理解できるようになると思うので、それでも大きな問題はないのかなと思います。
けど、出来れば、早いうちにちゃんとその言葉を使うシチュエーションを理解してもらいたいなと思っています。
そこで、僕が意識していることは、具体的な言葉を言うのではなく、「何て言うの?」と尋ねることです。
何も言わずにご飯を食べ始めようとしたら、「いただきますは?」ではなく「ご飯を食べる前に何て言うの?」と尋ねます。
何も言わずに席を離れようとしたら、「ごちそうさまは?」ではなく「ご飯を食べ終わったら何て言うの?」と尋ねます。
いや、それ、全然普通じゃん!
偉そうい書くなよ!!
と思った方もいるかもしれませんね。
恐らく、同じような事を意識している人も多いと思います。
ですが、つい、具体的な言葉を言って繰り返させている人も多いのではないかとも思うんですよね。
そして、これは「いただきます」「ごちそうさま」だけではありません。
誰かに何か物を貰ったり、何かをして貰った時は、「ありがとうは?」ではなく、「良かったね。そんな時は何て言うの?」と尋ねます。
保育園から帰るときは、「さようならは?」「バイバイは?」ではなく、「帰るときは先生に何て言うの?」「お別れの時は何て言うの?」「ご挨拶は?」と尋ねます。
そして、誰かにぶつかっちゃったり、物を壊しちゃったりしたら「ぶつかっちゃったら何て言うの?」「壊しちゃったら何て言うの?」と尋ねます。
まぁ実際にどれだけ意味があるのかは分かりません( 一一)
が、これは僕は意識をして取り組んでいます。
実際、「ごめんなさい」以外は基本、ちゃんと言えます。
ただね、「ごめんなさい」だけは絶対に言わないんですよね。。。
きっと、「ごめんなさい」の時だけは親も雰囲気が違うということを感じているんだと思うんですよね。
そして、自分が悪いことをしてしまったことも分かっているような気がするんですよね。
悪いことをした後に「何て言うの?」と尋ねても、絶対に目を合わせないんです。
そして、絶対に謝らないんです。これは確信犯だな。
絶対に謝らないので、次はこういう話をします。
「わざとじゃなくても、嫌な思いをさせちゃたら❝ごめんなさい❞って言うんだよ。」
「自分がされたらどう思う?それでも相手が❝ごめんなさい❞って言ってくれたらどう思う?❝ごめんなさい❞って言ってこなかったらどう思う?」
どれだけ話しても、一向に「ごめんなさい」と言う気配はありませんが(;'∀')
でも、前回の記事を書いていて、「ごめんなさい」を滾々と教えるのって、果たしてどうなんだろう?
と思ってしまいました。
しばらくの間、お互いねネガティブな気分で「ごめんなさい」と言わせようとしたり絶対に言わないと反発したりという時間が流れます。
その時間て、どんな意味があるのでしょうか?
だったら、最初に「なんて言うの?」と尋ねて何も言わなかったら、「❝ごめんなさい❞って言うんだよ。次から❝ごめんなさい❞って言おうね」程度で終わらせて、また笑顔で遊ぶ時間を増やした方が良いのではないかな?
と思った訳ですよ。
もちろん、謝罪は必要です。
悪いことをしても謝らなくていいと言っている訳ではありません。
けど、特に小さいうちは、「ごめんなさい」に時間をかけるよりも、笑顔や「ありがとう」の時間を増やしてあげた方が良いのではないかなぁ。
と、僕は思います。
きっといつか「ごめんなさい」も言えるようになる!
そう信じている!
自分の子どもを信じなくて誰が信じる?
「ごめんなさい」も言えない人間になってしまうのではないかと心配するのではなく、いつか言えるようになると信じて、今は、子どもが笑顔になれる時間を増やしてあげること!
それが親として大切な事なのではないでしょうか。
これからは、頑張って「ごめんなさい」と言わせようとするのはやめることにします!!
今日も、最後までお読みいただきありがとうございます(^_-)-☆
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