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【#読書の記憶から3】みんなの働き方×この危機の乗り越え方

コロナ禍、特にあの非常事態宣言下での人々の生活について、様々な職業のみなさんが日記に綴った言葉を読みました。

内容はやはり、先の見えない状況への漠然とした不安と、“生業”の生活の在り方、暮らし方…多くの人があの期間に、神経を尖らせ、すり減らしながら過ごしておられた様子がわかります。

また、世の中には多様な職業があるものだと改めて認識しました。

『ひとつの仕事は、誰かの生活につながり、その生活がまた別の人の仕事を支えている。本書は仕事辞典であると同時に、緊急事態宣言後の記録であり、働く人のパワーワードが心に刺さる文学作品でもあります。』(はじめに より)

そうか、それでこのタイトルなんだなぁと実感。

『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』

ISBN:9784865282832

NDC:916(記録・手記・ルポタージュ)

“仕事辞典であり文学作品”、そしてこれは、間違いなくこれはコロナの中にあった人々の生活を記録した、歴史の“一次史料”なのだと思いました。



なお、かろうじて私の職場は、テレワークができない職種ということもあり、多少のシフト変更と感染予防対策を行いながら、ほぼ通常営業でした。

次の本は在宅勤務の方に向けてというターゲットではあるものの、インテリア雑誌を見る感覚に近く、さらりと読み進めることができました。

言うなれば『部屋紹介』ですが、デスク環境と周辺小物、癒しの植物の紹介まで、テーマ設定(くくり)の工夫で、また新たな本が1冊出来上がるのだなぁと感心。

(そして、わたしも案の定「新しいテーマの本出たな」と手に取っている。笑)

ISBN: 9784074447541

NDC :597(住居・家具調度)

実例がたくさん紹介されているのも見ていて楽しい。


ワクチンの進展や、経済を止めない社会活動……あの春と状況は変わっているとはいえ、この1年弱の集積データと経験から、毎日感染者数と重症者数で最高人数を記録する現状の第3波において、振り返り生かすべきものがあるのでは。

こんなふうになるとは誰も予想できなかった、"この年"に出版された本から、何か学んで&工夫して、この波も乗り越えていきたい。

そんな風に考えずにはいられません。


【#つながる読書】
次は…


アフターコロナの世界に、
旅を夢見る

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