読書✖️マイルール❶ 分類を歩き回る読書
エッセイだったか、新聞の投書欄か……何かは忘れてしまったけど、
10年続けたら、それはひとつ自分のものになる
というような一文があった。
詳しくは、「自分の天職についての悩み相談」に対して、
“10年、悩みながらでも、嫌でも続いたならば、それはその時点で、もう既に経験、人生の一部として何かしら自分のものになっていると思うよ。
なんやかんや言いながら、あなたはがんばってるよ。これからも…“
という、励ましを込めた著者からのメッセージだったと記憶している。
この世にずっとある「自分の天職ついて」という問いの答えとして、
私にとって印象的なひとことであり、妙に納得できた。
と同時に、「じゃあ私にとって10年続いてることって?」とも考えた。
……ちょっと間を置いて、浮かんだのは「本が好き」。
仕事や出産など時期によっては、全く読書をしないこともあったけど、
マイペースで、ずぼらで、三日坊主だけど、やっぱり
10年以上好きで続いている。
これはもうひとつ立派に自分のものだ、と小さな、大切な自信になった。
そんな、自分なりの読書を楽しんできた経緯も、
かいつまんで紹介できたらいいな、と思っている。
まずは読書でのマイルール❶
分類を歩き回る読書
図書館での勤務経験もあり、図書の分類をぼんやり意識している。
わたしは、広ーく、浅ーーく、0類から9類を読む。
「このタイミングでこの本に出逢う」「偶然あの本と繋がる」という
読書の不思議もたまに起こる。それがまた面白く、魅力。
記事トップの写真は、職場のボツになったデザイン案。
おおまかな分類✖️このデザイン素材でつくりました。
表現することは、記憶や記録の整理にもなるのね。