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【日記#30】1月19日〜僕と、カフェ〜
スッキリ晴れだ午後、駅前のスタバで本を読もうと思い、訪れた。
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ご覧ください、映えなど全く気にしていないこの感じ。
ある意味いつもの日常のスキマって感じ。
いつもは頼まないであろう、『抹茶の米粉ロールケーキ』を注文した。
米粉だからなのか、普通のロールケーキよりモッチリしていて僕のほっぺたもモッチリになった。
ほっぺたをモッチリさせた後は、コーヒーを飲みながらしばらく本を読んでくつろいだ。
休職してから、よくカフェに行くようになった。
もちろん、これまで全く行かなかったわけじゃなかったけど、より行く頻度が上がったと思う。
他の人にそれを話したら、「老後の楽しみかよ」とか、「もっと他に行けるとこあるのに」と言われる。
もっと他に楽しめることがあるだろう、と。
確かにそれはそうだな、と思う。
でもそうじゃない、とも思う。
カフェに行けば、僕は今みたいにnoteを書くこともあるし、本を読んだり、イラストを描いたりすることもある。
ただぼんやりコーヒーを飲んでいるだけの時もある。
それが、今の自分には大事なんだと思う。
これまでは、とにかく目まぐるしく仕事をしてきた。
休日だって、頭も心も体も休まらなくて、正直何をしてたかなんて覚えてない。
全部とは言わないけど、4年間で空白に思うところがたくさんある。
今は、毎日自分が何をしているのかちゃんと理解できる。
ずっと知らんぷりしてきた自分とじっくり向き合って暮らせているのは、しんどい時もあるけど、それでもやっぱりすごく嬉しいことなんだと気付けた。
いつもの日常を、ゆっくり過ごせることは贅沢だ。
だから、僕はまたそのうちカフェに行くと思う。
日常を日常として過ごせるようになった自分を大切にしてあげたい。
今よりそれができるようになったら、もう少し遠いところにも行ってみようと思う。