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紅葉の毘沙門堂・大文字山・永観堂・南禅寺を歩く

 2024年12月5日。例年より少し遅い見頃となった京都の東山界隈を山科から歩いてきました。

 山科駅を降りて北上し琵琶湖疏水から洛東高校脇へ。イチョウが黄色い葉を落とし始めていました。
 そのまま北上して毘沙門堂へ。前回2週間前はまだ早かったので今回は期待しています。

 毘沙門堂の紅葉は最盛期でした。ここからもう少し葉っぱが落ちると敷き紅葉になるのでしょう。いい時に来られました。
 続いてその西にある山科聖天さんへ。

 山科聖天さんの鳥居前。こちらも見事でした。

 大文字山Aコースの登山口手前の春秋山荘前の紅葉

 大文字山Aコースは、特別警報が発令された台風18号から幾度も大雨にやられズタズタになりましたが、かなり修復されて足の悪い私でも歩けるほどになっていました。再びこのコースを登れるとは思っていなかったので本当にうれしいです。修復された方々には本当に頭が下がります。

 おかげさまで無事に大文字山山頂に到着。伏見稲荷方面の東山連峰を見下ろし、遠くに大阪のビル群を望みます。
 食事を済ませ、下りは鹿ヶ谷(ししがたに)へ。

黄色の葉の絨毯の登山道

鹿ヶ谷コースは比較的歩きやすく、紅葉も綺麗です。

俊寛僧都の碑周辺は見事な紅葉
平安末期の俊寛の山荘の遺構を歩いていきます
霊鑑寺の手前の紅葉

 山道が終わり、哲学の道へと入ると、ところどころで疏水沿いに美しい場所があります。

哲学の道
熊野若王子神社
恵比寿さんがイケメンです

 いよいよ期待の永観堂。

 「秋はもみじの永観堂」で有名なお寺です。

入り口からすでに凄すぎます
もうこの世のものとは思えないほどの紅葉の庭園でした。

 次は南禅寺へ行ってみましょう。

南禅寺三門へ向かう道もすでに見事
三門前の法堂へ続く道
三門からの景色

 京都の紅葉は別格。自然のものとは違うひとつの芸術だと感じました。人工的に考えられて作られた紅葉の景色。京都の寒さからくる紅葉の深い赤色。他ではなかなか見ることができないものです。

 この日は京都の紅葉を満喫したと、自宅のある大津に戻ってきて、いつもの街の街路樹もちょうど見頃になっていました。これはこれで大好きな紅葉です。

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