正月に改めて漆器について調べてみた!
明けましておめでとうございます。
先ほどお雑煮に使ったお椀を眺めていたら、改めて漆器について調べたいというアイデアが浮かびました。
ライターを始めてからお世話になっている仕事でも漆器について書くことが多いし。ふと思いたち書き始めた次第です。
新年早々ですが、よろしければお付き合いください。
改めて知る漆の特徴
正月料理を引き立てる漆器
独特の美しいツヤは、漆を塗り重ねることで生まれます。
ところで
漆は湿度の高いところで乾く
ということをご存じでしょうか?
なんと!
漆は温度20℃~30℃、湿度70%~85%の環境で乾燥するのです。
湿度が高いのに乾くものがあるなんて驚きですよね。
漆器は「多湿」という日本独特の風土が生み出した工芸品と言ってもよいでしょう。
改めて知る漆器のお手入れ
漆器は使用後、台所用中性洗剤を使い、やわらかいスポンジで洗います。やさしく洗った後は柔らかい布で拭いてください。
保管する時にも直射日光の当たらないところ。適度に湿度のあるところに保存しましょう。
でも漆器は、あまりにツヤツヤで使うのがもったいない!と思いませんか?
漆器は乾燥に弱いので、使って洗うこと。水分を与えることがメンテナンスになると言われています。
日頃から繰り返して使うことが漆器を美しく保つコツなのです。
改めて思う「漆器を使いたい!」
わたしは重箱やお椀を食器棚の見える位置に収納しています。
飾るようにしまってありますが、正月以外はあまり使うことはありません。
しかし、これを機に漆器をもっと使わなくちゃなと思いました。
……でもやっぱりもったいないなぁ。
この記事はわたしが以前調べた情報とこちらのサイトを参考にしました。
漆塗りの工程については、こちらの動画を参考にご覧ください。
また、お手入れについては、こちらのリンクも参考にしてください。