国産のレモン
この頃、ビールのあとに奄美群島特産の黒糖焼酎を飲んでいるが、ほのかな甘みが口に広がり、焼酎特有の臭みがなくとても飲みやすい。
ロックでもいけるが、レモンを入れて炭酸割りが夏にはぴったりである。
そこで、昨日は広島産のレモンを購った。農産物はなるべく国産を使うようにしているが、レモンは中々高価なので手が出しづらく、普段は米国やニュージーランド産を買っている。
目の前にある広島産は、一個248円であった。果たしてどんなものか、輪切りにするととてもみずみずしく、フレッシュな香りが広がった。
青臭みが無く、甘みがしみ出て、焼酎の旨味が弥増すのが伝わった。
丸善に行って「檸檬」を置いてきた梶井の気持ちが、少し分かったような気がした。
幾らか高くても、やはり質のいい国産を買うようにしよう、と改めて思わせられた。