【DMC】楽しいすぎて狂っちまう話【DMC3】
ダンテのデザインは3が好きな紅月シオンです
今回は心に残ったゲームとしてデビルメイクライシリーズの三作目、DMC3を紹介したいと思います
DMCシリーズはカプコンから発売されているゲームで二丁拳銃を持ち大剣を掲げた主人公のダンテがデビルハンターとしてあちこちにいる悪魔を勝っていくゲームです
最初のころは若干ホラーゲーム的な要素も強かったのですが、そこからの転換期となったのがこのDMC3になります
悪魔を刈るというコンセプトはそのままに、更にかっこよく魅せるアクションが大幅に増えDMC5まで続くスタイルアクションがここから始まったのです
宙を自在に跳び、散弾やレーザーが雨あられと降り注ぎ、自分もまた回転しながら二丁拳銃をぶっ放す
おしゃべりな二刀やセクシーなギター、ケルベロスのヌンチャクなどを振り回しては悪魔をスタイリッシュに刈っていく
どうです?面白いと思いませんか?
子供のころはそんなゲームが大好きでよくコントローラーを握っては何度も倒されて、またクリアできるようになるまで何度も繰り返して、そんな時間もまた今となってはいい思い出でした
そして何よりストーリーが好きでした
初代DMCで判明していた兄がいたという部分をクローズアップし、更に二人を利用しようとする黒幕の陰謀やそんな人物を父に持ったからこそ必ず止めなければならないと意気込むヒロインのレディと登場人物は少ないながらも濃厚かつDMCのテーマである「愛」と「人間賛歌」は色濃く反映されています
そしてこの話の肝となるのはダンテが少しずつ成長していくところです
最初は悪魔の力を引き出せず兄であるバージルに敗北するのですが、シリーズで恒例の愛剣「リベリオン」でぶっ刺されてからは悪魔の力が解放され、徐々にバージルに並ぶほどの強さを見せていきます
ですがダンテとバージルとの決定的な差がありました
ダンテはレディとの共闘を経て「愛と誇り」を手にし
バージルは父の強さと超えるべき壁を超えるため「力への渇望」が高まった
だからこそダンテはバージルを止めようとしますがバージルはそれを拒否するのです
そして地上に戻って来た時に語った「悪魔は泣かない」と呟いたその言葉はレディによって「家族のために泣く悪魔がいてもいい」と受け入れられ、それがダンテの便利屋の店名、ひいてはタイトルになったのかと思うとこの瞬間が一番テンションが上がりましたそしてそのままスタッフロールでの100体斬りに入らせてくれるのは嬉しかった
ダンテの成長劇という観点ではここで終ってしまいますがシリーズは続き、次なる主人公へとバトンが渡されるのでした
そのお話についてはいずれまたということで
それでは今回はここまで、また次回会いましょう
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