『時実新子全句集』を1年分ずつ読むnote #27
発光の身の置きどころしののめに
抱き合えば背丈がちがうともだちよ
人間の愛にあふれる格子窓
わたしから滴る水色のワルツ
乳のあたり人の名を持つ花重し
一冊の本テンノウを問い詰める
『時実新子1955〜1998全句集』より
1981年、新子52歳の句から6句引用しました。
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発光の身の置きどころしののめに
抱き合えば背丈がちがうともだちよ
人間の愛にあふれる格子窓
わたしから滴る水色のワルツ
乳のあたり人の名を持つ花重し
一冊の本テンノウを問い詰める
『時実新子1955〜1998全句集』より
1981年、新子52歳の句から6句引用しました。