『時実新子全句集』を1年分ずつ読むnote #26

賢母からやっと逃れた沈丁花
天国や星はやさしきものならず
いちじくの闇をくぐれば岐れ道
愛果てて蟻百匹と眠るかな

『時実新子1955〜1998全句集』より

1980年、新子51歳の句から4句引用しました。

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