『時実新子全句集』を1年分ずつ読むnote #28

万引をした日のすばらしい夕日
光太郎智恵子の嘘も花ざかり
雪中の一軒焼いて遊ぼうよ
智恵子の千鳥わたしの千鳥啼きもつれ
シャワー室 肉の落ちゆく音といる

『時実新子1955〜1998全句集』より

1982年、新子53歳の句から5句引用しました。

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