【FROG TALKS🐸】エピソード４　ヘンリク・ムヒタリアン

皆さんどうもこんちは。近頃元気の無いインテリスタTLへ雑訳を放り込んでいる刳雲(くれぐも)です。

某インテリスタさん戻ってきてほしいな・・・なんて思いながら、今日も雑訳していきます。（某軍師様もしばらくご多忙のようなので勝手にピンチヒッターしますｗ）

ラノッキアがホストを務めるポッドキャスト【FROG TALKS】今回はシモーネからの寵愛を受けるいぶし銀おじさんスーペル・ムヒタリアンの回です！

🐸＝ラノッキア
🏃＝ムヒタリアン

それではさっそくいきましょう！
めっちゃ長いので暇なときに読んでください（笑）

呼び方について

🐸なんて呼んだらいいんだい？ピッポ・フランコ？ミケーレ？それとも叔父さん？おじいちゃん？（笑）

🏃やめてよ・・・僕は年寄りだ、団塊の世代なんだよ（笑）

ピッポ・フランコはイタリアで著名なタレント。
どこがとは言いませんがそっくり。

キャリアの始まり

🐸君はいつも悪夢のような存在だったよ。最初はサイドアタッカーだったよね？

🏃ええ、当時はトップ下でした。最初はウイングだったけど、セントラルに移ったんだ。

🐸年を取るごとにポジションが後ろに下がってくるよね。

🏃コーチたちはあなたが十分なスピードがないと考えているからだよ（笑）

🐸君は信じられない才能の持ち主だ。（何事もなかったかのように話すラノッキアｗ）

🐸僕は君を外から見ているけど、だれが見ても君は良い人だと分かると思う。

🏃ありがとう。感謝するよ。

🐸一緒に過ごした時間はそんなに長くなかったし、何度も対戦した。君はいつもいい青年に見えたよ。君はここで本当によくやっている。まだまだ君はやれるね。期待しているよ。

🏃どうなるか見てみよう、僕も願っています（笑）

🐸ブラジルでプレーしていたんだよね？

🏃そこで4ヶ月間練習したよ。僕が13歳のとき、アルメニアのクラブがサンパウロと契約していたんだ。彼らは何人かの選手を交換したがっていた。
アルメニアからは14、15歳の選手が6カ月間、ブラジルからは17、18歳の選手がトップチームでプレーするためにアルメニアに行ったんだ。
トップチームでプレーするためにね。だから私はその時に交換留学をして、半年後にアルメニアに戻ったんだ。

🐸アルメニアでは、リーグ戦、カップ戦と、たくさんの優勝を経験しましたね。その後は？

🏃20歳でウクライナのメタルルフ・ドネツクに行ったんだ。
そこで1年プレーした後、シャフタールが僕を欲しがり、ルチェスクも僕を欲しがった。

🐸そこでブレイクしたんだよね？

🏃確かにチャンピオンズリーグにも出場したし、チームも強かったよ。

🐸ルチェスクはどんな人なんだい？ずっと知りたかった。

🏃トレーニングのこと、サッカーに対する態度など、いいことしか言えないです。

🐸ボールを使ったトレーニングは多かったですか？

🏃フィジカルコーチが2人いた、彼らはイタリア人だったから、たくさん走ったり、たくさんのドリルをやったりした。僕はそれが好きではなかったよ（笑）

🐸その後はモウリーニョ？

🏃ドルトムントです。クロップが２年でトゥヘルが１年。

🐸非常に強力な監督に恵まれましたね。クロップはどんな人？

🏃彼はとても優秀で、心理学者のようで、選手を信じ、自信と自由を与えてくれる。自由を感じさせてくれる。彼は素晴らしい。

🐸僕は彼のことを個人的に知らない。彼はモチベーターですか？

🏃彼は選手の背中を押してくれる人のようだ。彼のためなら人生を捧げられる。

🏃ある日のトレーニング中、ゴール前でのシュートセッションでクロップは僕に言った『7ゴール決めたら50ユーロあげる』ってね。
それで僕はトレーニングが終わるまでに5ゴールしか決められなかったので、彼に50ユーロを渡さなければならなかったんだ。本当に腹が立ったよ（笑）お金を渡すことは決して良いことではない（笑）
２日後にフランクフルトとの対戦で試合は2-1で勝った。僕は２ゴールを決めたんだ。
試合後、彼が抱きついてきたので、僕はこう言った『僕の50ユーロを返してくれ！』ってね。彼は明らかに素晴らしいよ。

🐸君は多くのリーグでプレーしてきたけど、それらの違いは？

🏃僕が始めた当時と今では、サッカーもずいぶん変わった。当時のドイツはもちろん簡単ではなかった、イングランドでもそうだった。
向こうでは、よりフィジカルで、より個性的で、スピードもある。僕にとってのドイツは、規律や戦術はもちろんだけど、自由もあった。
当時はスピードのある選手が少なかった。今はどのチームにも『ウサイン・ボルト』のような選手がいて、ピッチを走り回っている。

🏃もしかしたら、実際のところは僕が35歳で監督をやっていないだけなのかもしれません（笑）

🐸いやいや、まだやり遂げることがあるよ（笑）

ライフスタイルについて

🐸ライフスタイルの違いについてはどう？例えばドルトムント。2013年だっけ？

🏃その年に加入したばかりだったよ。

🐸一度街を見に行ったことがあるけど、あまり感銘を受けなかったんだ。住んでいたのかい？

🏃街の中心部には住んでいない。あそこは人口の80%が高齢者なんだ。若者は勉強や仕事のためにケルンやデュッセルドルフに移ってしまう。
そういう面は好きじゃなかったし、僕も一人だったから、ちょっと寂しかった。もちろん、サッカーとスタジアムがあればそれでよかったんだけどね。

🐸あなたが行く前からあったのか、行った後からあったのかわかりませんが、とあるトレーニング施設がありました。
四角い開口部のようなものがあって、そこからサッカーボールが出ていた。そこでトレーニングを？

このトレーニング施設のことですね。
動画ではちょうどムヒタリアンがトレーニングしています。

🏃はい、そこでトレーニングをしたり、リハビリをしたりしていました。トップチームの選手というより、若手が学んで上達するための施設ですね。

🐸ランダムにボールが出てくるの？

🏃はい、さまざまなレベルがあります。低い位置でボールを受けるか、高い位置で受けるかでもレベルが違います。ボールを受けると四角い枠が点灯するので、そこにパスをしなければなりません。

🐸とても興味深いです。ビデオゲームのようだ。

🏃彼らは最先端なんです。

🐸どこで最高のライフスタイルを見つけましたか？

🏃イタリアですね。ローマとミラノの両方かな。

🐸ローマは食べ物が美味しい！ミラノもだけど。ミラノはより国際的ですが、ローマは伝統に忠実で、特にパスタ料理がおいしい。

🏃天気もローマの方が良かったです（笑）

🐸ミラノは冬の天気がかなり違っていて、以前は霧が多くて寒かった。ここ数年は少し良くなったよ。

🐸ロンドンとマンチェスターにいた時期もあったよね？

🏃マンチェスターで1年半過ごした後、アーセナルに移籍したんだ。

🐸アーセナルではあまり楽しめなかったのでは？

🏃そんなこともないよ。ヴェンゲルが僕を欲しがったんだ。

🐸サンチェスと入れ替わりだよね？

🏃はい、サンチェスはマンチェスターに移籍し、僕はアーセナルに移籍した。でも、半年後に彼は解任され、エメリが後を継いだ。彼はイングランドサッカーのスタイルに適応しようとした、その後は...

ロッカールームのこと

🐸インテルはあなたのホームですよね？これからもずっと、あなたのホームであり続けることを願っています。インテルでキャリアを終えることもできる。

🏃まだ２年契約が残っているので、少なくともそれを最後まで達成できるか見てみましょう。

🐸もちろんできるさ、君はこれまでピッチに立った時間の合計が一番多いんだから。

🐸🏃ミステルが『誰も僕（ムヒタリアン）をピッチから追い出せない』ってね（笑）

🏃できる限りプレーしたい。辞めてしまったら......。

🐸僕みたいになる？（笑）

🏃ならないかもしれないけど（笑）プレーできるときにプレーしなかったことを後悔したくないんだ。

🐸そうだね、少しでもプレーしていた方がいい。

🏃今はサッカーが恋しくない？

🐸ロッカールームが恋しいよ。若い選手たちとも、笑いや悪ふざけをする準備はいつもできていた。僕はそれを生かし続け、私たちは何年にも渡って素晴らしいグループを作り、今ではディマルコやバストーニのような若者たちによって同じグループが出来上がりました。

🏃ここで過ごした期間は？

🐸サンプドリアではあまりうまくいかなかったけど、4ヶ月の休みを挟んで11年だよ。イングランドは本当に好きだったよ。

🏃チームメイトやロッカールーム全体については？彼らは半年ごとに変わっていたかもしれないが、君だけが残っていたんだろう？（笑）

🐸時々、昔のチームメイトのインスタのプロフィールを見るんだ。「ああ、僕はフォルランと一緒にプレーしたことがあるんだ。」と思うときがあるよ。
他にも言及したい選手もたくさんいるし、監督もいる。ロッカールームが一番懐かしい。友情が生まれる場所だからね。
時々、ここに来て挨拶するんだ。そして彼らと再会すると、離れたことがなかったように感じるんだ。
そういう絆や友情は他の人たちとはまったく違う、そういう絆や友情、それが何よりも恋しいんだ。

🐸だから君には40歳か50歳になるまで続けてほしいね！あの日本人選手の最年長記録に勝てるよ、名前は忘れたけど（笑）

🏃いやいや（笑）

🐸ここの若者たちとの仲はどうだい？ずいぶん愛されているみたいだけど（笑）

🏃とても良いよ。確かに愛されているね（笑）

🐸彼らはいつも君の良いところばかり言っているね。

🏃ありがとう。僕は初日からずっとここが好きだった。僕にとって全く新しい場所ではないのかもしれない。チームメイトやサポーターたちとは、別の人生ですでにここにいたような気がするんだ、同じスタジアムで。実際、自分でも驚いたし、なぜそう感じたのか見当もつかなかった。

🐸ここに来て1年半...。若者たちからのコメントです。（笑）

9月のミラノダービーでドッピエッタと１アシストの大活躍をしたムヒタリアンにインテルのやんちゃ坊主たちがインスタグラムでムヒタリアンに絡んでいますｗ　以下そのやり取りです。

バストーニ「僕のお父さん、僕のお兄さん、僕の叔父さん」
ムヒタリアン「お爺さんだよ👴」

バレッラ「弁護士🖤💙」
ムヒタリアン「次は君の番だ」

ディマルコ「マンマミーアだミケーレ！あなたは僕を狂わせる！僕と結婚してくれないか？」
ムヒタリアン「僕たちはもう結婚してるんじゃなかったっけ？」

🏃何をするにもコメントをくれる。残念ながら、僕が最後に何かをしたのはミラン戦だったけど（笑）

🐸これは内緒のお話なんだけど、僕とこのポッドキャストに参加した選手は次の2/3の試合でゴールを決めたんだ。だからもし次の試合でゴールを決めたら、それは私のおかげであり、それを称えなければならないよ（笑）君は僕に感謝することになるだろう（笑）

🏃それはよくないな（笑）

🐸インテル以外で気に入ったロッカールームはあるかい？

🏃どこにいても、チーム全体、雰囲気全体と絆を深めてきたと言えるよ。タフな時期もあったし、今年は常に勝っているからムードもいい。
負けたときは、選手間でちょっとしたゴシップが飛び交うし、ネガティブな雰囲気もある。
その点は一旦置いておくとして我々は全体的に非常に良かったと言えると思います。

言語について

🐸多くの国で生活しているけど、何か国語喋れるんだい？

🏃流暢に話せるのは5つ。アルメニア語、ロシア語、英語、フランス語、イタリア語。ドイツ語は少し忘れてしまった。とても難しいです。1年半か2年で少し覚えて、3年目には全部理解できるようになったんだけど、ドイツから離れたら全部忘れてしまったんだ。

🐸じゃあハカンとは何語で話しているの？

🏃英語です。ドイツ語を話すと理解できる。また話し始めたら、忘れないと思うよ。ここにいるチームメイトの何人かはドイツ語を話すし、彼らの話を聞くと言葉を思い出し始めるんだ。
でも、理解するのは話すよりずっと簡単なんだ。

アーセナル時代

🐸ヴェンゲルはどんな人？

🏃彼は素晴らしく、とてもいい人だよ。半年間一緒にやって、いいときもあれば厳しいときもあった。でも、彼は決して誰かに責任を押し付けなかった。
例えば失点しても誰かを責めることはなかったし、いつも誰に対しても優しかった。クラブで働く従業員にもね。
私が彼について理解していたのは、彼は選手たちに優れたサッカー選手であると同時に、素晴らしい人間であってほしいと思っていたということだ。
グループの人間関係を危うくしないことは、彼にとってとても重要なことだったんだ。

🐸どんな強い選手がいましたか？

🏃オーバメヤンとラカゼットがいた。ディフェンダーではフランス人のコシェルニーやパパスタソプーロス。
ホールディング、チェンバース、ウイングバックにはモンレアル、ベジェリン、メイトランド・ナイルズがいたね。

🐸彼らと対戦したときはサンチェスがいて、彼はとても速かったよ！捕まえられなかった！これがチャンピオンの血統か！ってね（笑）

🏃チャンピオンってそういうものだよ！（笑）

カピターノについて

🐸若い頃はキャプテンバンドを巻いていましたよね？

🏃メタルルフ・ドネツクで何試合かキャプテンを務めたことがある。それは僕がシャフタールへ行くのを阻止する為だった。（笑）あとはなぜかローマでのサレルニターナ戦でもキャプテンを務めた。カピターノがいなかったんだ。その後、アルメニア代表で。2015-16にかけてかな。

🐸いい経験でしたか？

🏃素晴らしいよ。多くの責任が伴うけど、僕は決して恥ずかしがらずにこの役割を引き受け、自分の義務を果たすんだ。
僕は常に、自分がやったこと、できなかったことのすべてを自分のものにしている。何かをする度胸があるなら、それをやればいい。

🐸君は何かを困難だと感じる人ではないよね。
試合のネガティブな場面で苦しむこともない。それを隠すのが本当にうまい。自分に何ができるかを完璧に認識しているように見える。

🏃常に厳しい時も良い時もある。でも諦めてはいけない。10分間は苦しいかもしれないけれど、その後に状況が好転するんだ。
だからチームメイトのために準備しなければならない。
私は常に目標を見失わないようにしている。諦めてしまったら、そこから戻るのは本当に難しいからね。

🏃僕はピッチで大声を出すことはあまりないし、ロッカールームでもそれほど大きな声を出すことはない、自分の走りと行動でチームメイトを励ますんだ。

背中で語るムヒタリアン・・・かっこよすぎる・・・

🐸ラウティはどんなカピターノですか？

🏃僕は過去にインタビューで、たとえ腕章がなくても、彼は天性のリーダーであると言いました。彼が決めているゴールはすべて、チームを引っ張っているんだ。彼は今、インテルにとって本当に重要な存在で、日々それを示している。

🐸彼は大きく成長していますか？

🏃もちろん、バンドをつけるかつけないかの問題ではなく、ピッチでどう行動するかの問題です。真のリーダーは、バンドを巻いていなくても自分の価値を示すことができる。
例えばバレッラは2番手でありながら、ピッチで見せる行動で観客を圧倒する。

🐸チームにはたくさんの "カピターノ "がいますよね？

🏃全員で25人。重要なのは、ピッチ上の11人でプレーを始めること。もしかしたらその日、何人かはパフォーマンスが落ちているかもしれない、でもチームメイトのサポートが彼らに自信を与えてくれる。だからお互いを助け合うんです。

引退後について

🐸引退後のことはもう考えている？無理強いはしたくないんだけど......。（笑）

🏃すでに十分な準備をしているけど、引退後にサッカーをすることはないと思う。まずは家族や友人とできるだけ多くの時間を過ごしたい。人生に役立つ新しいことを学びたい、料理の勉強もしたい。

🐸僕は料理が得意だよ。

🏃あなたは料理が上手なんだ！僕を助けてくれる？（笑）

🐸（笑）

🐸僕は妻の世話もするし、毎日買い物もして、毎日新しい料理を作るよ（笑）

🏃僕も買い物はするけど、料理はそんなに得意じゃないんだ。

🐸出来合いのスパゲティとか？（笑）

🏃ケチャップをかけたやつ！（笑）

🐸大学に行ったんだよね？

🏃はい、サッカー・マネジメントの学位を持っていて、2つ目の学位は経済学です。両方とも修了しました。

🐸マンマミーア！よくやったね！

🏃プロのサッカー選手でありながら勉強するのは本当に大変でした。でも、助けてもらいました。

🐸どこで勉強したんだい？

🏃アルメニアだよ。それに兵役も（笑）全てをやり遂げました！

🐸君は何歳だい⁉80歳⁉どうやって時間を見つけたの？（笑）

大学に通い学位を２つも修了し、兵役まで済んでいるムヒタリアン…シモーネが酷使してしまう理由が何となくわかってきました。

🐸常にトップクラブでプレーしてきたわけだし、時間を見つけるのは大変だったと思うよ。

🏃ウクライナでプレーを始めたのは2010年で、当時は14歳でした。

🐸UCLでは3日おきにプレーしていたよね？

🏃2011年からシャフタールでチャンピオンズリーグ、リーグ戦、代表と戦った。最初に代表チームでプレーしたのは17歳、18歳の時で、2007年のことだった。

🐸それまではフォワードとしてプレーしていたね？

🏃セカンドストライカー、トレクァルティスタ。代表では "プレーメーカー "だった。今は…。

🐸ディフェンダーとしてプレーしている？（笑）引退しないとゴール前までポジションが下がっていくよ（笑）

🏃あなたはフォワードとしてスタートしたんですよね？（笑）

🐸アカデミーでは10番でキャプテンだった。素晴らしい資質があったから、それからトレクァルティスタになり、ミッドフィルダーになった、それから運良く......。

🏃幸か不幸か？

🐸そうでなければ、この仕事をするためにここにいることさえできなかっただろうね。ペルージャにいたあるコーチはセンターバックが足りていないから僕にこう言ったんだ。『誰かが見つかるまで、もっと後ろに下がっていろ』ってね。彼らはまだセンターバックを探しているんだろうね（笑）

🏃（笑）

🐸僕はその後何年もディフェンダー続け、3バックや４バックをプレーした。3バックのディフェンスではもう少し苦労したよ。
フィジカル面よりも戦術的インテリジェンスが重要視されるタイプのサッカーを経験したと思う。
今は時速32kmで走れないといい選手とは言えない。

🏃みんなとても速いね。

🐸昨日、エンバぺの走りを少し見たが、彼に追いつく方法はないと断言できるね（笑）

シモーネはどんな人？

🐸何を聞こうか忘れてしまった・・・あ、シモーネはどんな人だい？

🏃彼は本当にいい人で、冗談も言う。彼は笑うべきときと真剣になるべきときを知っている。モチベーションを高めてくれる。彼は素晴らしいモチベーターです。

🐸彼は君を働かせ続ける。トイレに行くことさえ許されていないと思う（笑）

🏃僕は全然大したことはできない。（笑）

🐸今、インテルが見せている最も重要なクオリティは何ですか？選手全員の資質以外で。

🏃私たちは多くの絆で結ばれている。僕たちは一目見ただけでお互いのことを理解できる。チームとしても、個人としても、お互いにとてもうまくいっている。バレ、チャルハ、アスラ、フラッテージ...。名前を呼ぶだけで十分です。

🐸君はジェノア戦でバレッラに左足で完璧なボールを供給したね。

🏃僕はチームメイトが何を望んでいるのかをすでに知っていて、ただ彼のリードに従っているだけということです。次の動き、ボールの落としどころがわかっている。これが僕たちの強みなんだ。

ピッチの外では

🐸20年後、30年後に引退したらどこに住みたいですか？

🏃ずっとミラノにいたいと言ってきたけど、息子がサッカーをやっているから、それ次第だね。

🐸息子さんは何歳ですか？

🏃4歳。男の子と女の子で、女の子は生後8カ月です。

🐸彼らはあなたを忙しくさせるね（笑）

🏃もし息子がサッカーをやりたければ、ミラノに残ることもできるし、ここからプロとして始めることもできる。そうでなければ、アルメニアに戻るだろうね。

🐸息子さんは来年からプレーできるんですよね？

🏃実は、彼はすでに家で始めているんだ。（笑）チームと一緒に練習して、家でも息子と一緒に練習しなければいけないんだ（笑）

🐸ピッチ外では何に熱中しているんだい？

🏃映画鑑賞とサッカーを見ることかな。

🐸どの言語で？

🏃英語、イタリア語、場合によるね。イタリア語はまだ勉強中です。

🐸それにしても上手だと思う！

🏃悪くないけど、もっと上達したい。

🐸あなたは他のイタリア人よりもうまいよ（笑）特にチームメイトの何人かよりも優れていると思う（笑）

🏃確かにチームメイトの中には、話していることを理解できない人もいます（笑）彼らがどこの方言を使っているのかわからない（笑）

🐸チェスをするとどこかで読みましたが、そうなんですか？

🏃そうだね。チェスは自分の手の打ち方を教えてくれるし、違う考え方を教えてくれる。

🐸君は天才だ、サッカー選手じゃなかったら、何でもできる。何でもね。

🏃あなたもチェスはするの？

🐸いいや、僕はしないよ。料理は好きで、多くの料理ブロガーやシェフをフォローしている、ミラノには質の高いレストランがたくさんあるからね。空いた時間は療養に充てたよ。知っているかどうかわからないけど、最後のほうはちょっと苦労したんだ。
トレーニングキャンプは僕にとって悪夢で、体調を戻すのに何年もかかった。今は毎日英語を練習している。前にも言ったように、英語は本当に重要だと思う。

🏃ハル・シティでイングランドへ行ったとき、英語はできましたか？

🐸あそこで話されていたのはまったく新しい言語だった。別のタイプの英語だ。僕はこう思ったよ『こいつは今なんて言ってるんだ』ってね。そこでも英語を勉強していたんだけど、毎日しゃべっていたから3ヵ月後には何とかなった。

🏃その後、イタリアへ戻らなければならなかったんですよね？

🐸戻ってしばらくは練習しなかったけど、今は毎日先生とレッスンを受けていて、アッシジ（イタリア中部の都市でキリスト教の巡礼地として知られる）でホテルも経営しているんだ。

🐸コーチになることも考えたけど、今のところ、自分にとっては大きな決意だと思うよ。あなたが言ったように、情熱が必要だし、以前と同じ生活をする気もない。

🏃だから質問したんだ。もしかしたら、家にいる時間が嫌でやっている人もいるかもしれないですね（笑）

🐸ストレートに言うと、トレーニングキャンプで休みます（笑）

🐸コーチになりたいですか？

🏃いいや。サッカー選手としてすでに練習場で時間を過ごしている。セッションを分析して、選手と話をしなければならない。なぜその選手を起用するのか、しないのかを説明しなければならないからね。もっと研究しなければいけません。

🐸僕は君をスポーツディレクターとして見ています。君にぴったりのポジションだと思います。監督という仕事には果てしない情熱が必要だからね。

🏃アドバイスをするのが好きなんだ。

🐸そうですね。あなたはコミュニケーション能力も高い。
スポーツディレクターかな。考えてみてください。君が引退してもまだ先は長いんだ。時速100マイルから停止状態になる。この新しい生活に適応するのは容易ではなく、生まれ変わるようなものだ。何が一番自分に合っているかを決めるのに必要なものはすべて持っている。

🐸ミッキー、今日はありがとう。あなたは偉大な人間であり、偉大なサッカー選手だ。あなたが望む限りここで続けられるように、そして望む限り勝てるように。

🏃ありがとう、アンドレア。話がうまいね、気に入ったよ（笑）

終わり。