Day341 「落ち込んでいるときや、しんどいときほど、他の人や世界とつながってみる!」
何かについて思い悩んでいるときや、未来の不安があるときに、話しをしている人から「ねぇ、聞いている?」と言われたことはないでしょうか?
相手からは、こちらがいわゆる「うわの空」の状態で、焦点の定まらない目でボーッとしているように見えるでしょう。
つい最近、私も同じような感じになり、これはいい機会だと思いながら、自分が何をしているかじっくり観察してみました。
相手の声はしっかりと聞こえています。何かを伝えようとしているのもわかっています。
さらに「この人の話をちゃんと聴かなきゃダメだ!」と思っている自分もいました。
でも、もうひとりの自分が頭の中で次のような抵抗をしているのです。
「うん、うん、この人が何か言っているよね。ただ、いまはこのまま心配な件についてもっと考えさせて!」
その結果、後者の自分が勝って思考が止まらず、冒頭に書いたとおり相手の話が聞けなくなっていました。
じつはこの現象には、私たちを「何かしんどい」「心身ともに重い」「胸がドキドキして何も手につかない」といった状態から救ってくれるヒントが隠されています。
まずは、そこまで絶不調になる原因が、ほぼ例外なく、後者の「もっと考えさせて!」にあることを確認しましょう。
過去のイヤな出来事や、将来の心配なことについて考えながら、私たちは頭の中で負のストーリーを作り出します。
その映像によって恐くなったり、不快な感情を抱いたするたびに、少しずつ自分が傷ついているのです。
このとき、私たちは考えに集中するために五感を閉ざそうとします。
「見たり聞いたり感じたりする器官をシャットアウトして、外界から自分を切り離したい!」
と望んでいるといってもいいでしょう。
こんなふうに、ひとりの世界で恐怖のイリュージョンを見続けていれば、次第に落ち込んでいくのは当然です。
なぜならば、
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