発達っ子と暮らすインテリア|キッチンカウンター下を「扉→ボックス」へ
うちには小学生の双子がいます。1人はちょっぴり繊細な男の子。
もう1人はかなりおてんばな自閉症スペクトラムの女の子です。知的にも遅れがあり、会話でのコミュニケーションはまだなかなか。
そんな娘、運動神経が結構よさそう。足は遅いのですが(競争心がまだないせいかも??)体幹がしっかりしていて、高いところにもぐんぐん登りますし、バランス感覚がいいので落ちないのです。ボルダリングがぜったいうまい…!!
コロナ自粛の間はほぼ家にいたのですが、家庭内SASUKE状態でした。あらゆるところに登る・ぶら下がる・跳ぶ!!いつもはダメと怒るのですが、私も仕事がすごく忙しくて娘に張り付く余裕がなく、さらに外に出れないストレスも分かるので、ちょっと大目にみていたのです。
そして、キッチンカウンター下の扉に体重をかけてよじ登ることを繰り返した結果、壊れてしまったわけです…
ちょうど手がかけやすいらしく、いつもここに体重をかけていたんですよね。上の蝶番が根元から引っこ抜けてしまいました。開閉不能です。
ということで、今回はこちらを、娘にいたずらされにくいように手を加えてみた件についてご紹介していきます。
扉をつけなおしても一緒なら、外してしまおう
はじめは、「扉をつけなおす」線で考えていました。それが一番手っ取り早いですし、低コストですからね。
でも、よくみてみると、素人が簡単に作業できないように(?)蝶番にカバーがついていました。しかもすごく固い。今まで何度かスライド蝶番などを付け外ししたことがありましたが、ちょっとこれは分からない!!
でも、ネジさえはずしてしまえば蝶番自体は外れそうです。どうせ扉をつけなおしたところで、娘がまたよじ登ろうとして壊れるだけ。
我が家の娘の場合ですが、「見た目が変わって、同じように扱えないと分かると途端に興味を失う」という面があるため、今回は扉をはずして見た目を変えてしまう作戦に変えました。
外したあとは「ボックス収納」にチェンジ
中はこのように、高さの変えられる棚が2枚。扉を外して、中もすっきり掃除。実は今まで、「扉で見えないし」と中身はごちゃごちゃカラーの100均ボックスでなんとか誤魔化していました。「見える収納」になってしまったので、今回はボックスも新調します。
このカウンター下収納は作り付けであるため、横幅が91.8mmというなんとも中途半端な大きさでした。一般的なカラーボックス用のケースだと、無駄な空間が生まれてしまうのです。
そこで選んだのが、無印のポリプロピレンファイルボックス!
無印のファイルボックスは、同じ形で高さや横幅が違うものがそろっているため、簡単に見栄えのいい収納が完成します。
この中途半端な棚でも、幅15×奥行32と、幅25×奥行32のポリプロピレンファイルボックスを組み合わせることで、見事にシンデレラフィット!
棚の高さやしまうものに合わせて、高さも2種類にしています。
「ボックス収納」の中身はこんな感じ
ボックスの中身は、毎日使うものを取り出しやすい上段に、たまに使うものを中段に、掃除グッズや重さのあるものは下段におさめました。
上段左3つは、「娘のおてふきセット」「水筒」「息子の給食セット」。今子どもは小学生なので、給食セットはランチョンマットやそれをしまうための巾着などが該当します。我が家は子どもが別々の学校に通っていて用意するものも違うため、ごっちゃにならないようボックスも分けました。これが幼稚園児のころだったら、お弁当グッズを主にしまっていたことでしょう。
さらにきれいで完璧な見栄えを目指すなら、このボックスにフタをしたほうが、生活感のないすっきりした収納になります。
しかし!キッチン、しかも忙しい朝の支度!いちいちフタを開け閉めするのは超めんどくさい!私はそういう「ちょっとしためんどくささ」の積み重ねが嫌いなので、今回はフタなしです!
娘のいたずらは防げるようになったのか?
さて、そして最後の問題は、「扉をボックスに変えて、娘のいたずらは防げるようになったのか?」です。
これがなかなかいい感じ。扉があったぶん、中身がちょっと内側に入っているのですが、この「上端カウンターの微妙なでっぱり」がひっかかり、のぼるのが楽しくなくなったようです。やっぱり「扉の高さ」が娘的にちょうどよかった模様。
ボックスにすることで「中身を入れ替えて遊びだす」というケースも考えられたのですが、シンプルな白で統一したことで興味をひくこともなかったようです。なんとか、我が家の場合はうまくいきました。
見た目のbefore・afterはこんな感じです。
ポリプロピレンファイルボックスが真っ白なので、なんだかむしろ清潔感がアップした気がします!
娘がカウンターによじ登らなくなって、かなり楽になりましたよ~!ついでに、私も「扉を開けるワンアクション」が減ったので、使い勝手もよくなりました。無印さまさまです。
今回もお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
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