Kurasu

京都から世界へ、より良いコーヒーの未来を目指して。 Kurasuは、カフェ事業および…

Kurasu

京都から世界へ、より良いコーヒーの未来を目指して。 Kurasuは、カフェ事業およびコーヒー豆・器具の販売事業をグローバルに展開する京都のコーヒースタートアップです。

マガジン

  • Kurasu Coffee Knowledge

    Kurasu編集部が、コーヒーをより深く楽しむためのナレッジをお届けするマガジン。意外と知らない産地の話、焙煎士やバリスタだけが知っている現場の知恵、あまり知られていないコーヒー器具の話まで、一杯のカップの背景にある広い世界をご紹介します。

  • Kurasu Small Talk

    Kurasuメンバーたちのささやかな日常をお届けするマガジン。他愛のない会話の中に垣間見えるコーヒーの魅力や、そこから生まれるCoffee Tipsなどをお届けします。

  • Kurasu Meets

    Kurasuメンバーへのインタビュー集。バリスタやロースター、バックオフィスなど様々な場所でチャレンジを続けるメンバーたちの素顔に迫ります。

  • Kurasu Community

    Kurasuが参加したイベントのレポートや、コミュニティを広げる取り組みについての記事をまとめています。

  • Kurasu Business

    コーヒースタートアップKurasuの「経営」「事業」「ビジネス」のお話を集めたマガジンです。京都からグローバルに事業を展開する中での体験談や、コーヒー&カフェビジネスのヒントなど。

最近の記事

環境が変わっても美味しいコーヒーを飲みたい! - アウトドア編

限られた条件で美味しいコーヒーを淹れるコツ夏から秋へ。キャンプやハイキングが楽しい季節ですね。アウトドアでコーヒーを楽しみたい、そんな方も多いのでは? 荷物を軽くしたい一方で、コーヒーの味にはこだわりたい。この相反する条件の中で、どれだけ「アウトドアのコーヒー」に本気で取り組めるか、チャレンジしてみませんか。 中の人は身軽さを追求した結果、何度か未抽出のお湯を飲んでしまった経験があります。さすがに大自然の情感ではカバーしきれず、味もとても大切だと実感しました。 工夫を凝

    • 迎え入れる言葉 - Kurasu Small Talk #6

      note読者のみなさん、「こんにちは」。 先日、Kurasuでは、バックオフィスのメンバーがカフェ店舗であるKyoto Standにゲストとして出勤しました。普段とは異なる「現場」を体験することで、それぞれの環境の違いと共通点を肌で理解し、社内コミュニケーションがいっそう緊密になる、そういう出来事がありました。 「こんにちは」に忍ばせる想いバックオフィスメンバーがKyoto Standに立つその日、バリスタのAkaneさんから「どのお客様にも『こんにちは』であいさつをお願

      • 「今ここにある一杯」の美味しさを目指して。ヘッドロースターTakuyaのキャリアと仕事論

        2022年、新卒入社した大手メーカーからKurasuへ転職し、そのわずか1年後にヘッドロースターに就任したTakuya。西陣にある焙煎所でローストをする傍ら、豆の買い付けやクオリティコントロール、生産者とのコミュニケーションなど精力的な活動を繰り広げる、Kurasuの若きリーダーです。そんなTakuyaに、入社のきっかけや焙煎に対する想い、今後のビジョンについて聞きました。 一般企業で働きながら、週末にコーヒーのトレーニング——Takuyaさんのこれまでの経歴について教えて

        • 韓国の「아・아(ア・ア)」なコーヒーシーン、覗いてみませんか? - World of Coffee Busan Report

          世界各地で愛されるコーヒー。いろいろな国や地域で、魅力的なコーヒーシーンが展開されています。今回はその中から、韓国・釜山(プサン)のコーヒーシーンをご紹介。Kurasuメンバーが実際に訪れたスポットの感想をピックアップしてお届けします。一緒に釜山の街を巡るような気持ちで、韓国のローカルなコーヒーシーンをお楽しみください! ノスタルジーが残る港街、釜山韓国第二の都市である釜山は、約330万人が暮らす港町として知られています。韓国全体が急速な成長を遂げている中で、釜山にはどこか

        環境が変わっても美味しいコーヒーを飲みたい! - アウトドア編

        • 迎え入れる言葉 - Kurasu Small Talk #6

        • 「今ここにある一杯」の美味しさを目指して。ヘッドロースターTakuyaのキャリアと仕事論

        • 韓国の「아・아(ア・ア)」なコーヒーシーン、覗いてみませんか? - World of Coffee Busan Report

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        • Kurasu Coffee Knowledge
          6本
        • Kurasu Small Talk
          6本
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        • Kurasu Community
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          7本

        記事

          シカゴ、注目のカフェ巡り。大都会のスペシャルティコーヒーシーンを味わう

          世界各地で愛されるコーヒー。いろいろな国や地域で、魅力的なコーヒーシーンが展開されています。今回はその中から、シカゴのコーヒーシーンをご紹介。Kurasuの代表Yozoが実際に訪れたスポットの感想をピックアップしてお届けします。一緒にシカゴの街を巡るような気持ちで、どうぞお楽しみください! 今回シカゴを訪問した主な目的は、スペシャルティコーヒー協会(SCA)のイベント「スペシャルティコーヒーエキスポ2024」への参加です。昨年のポートランドでのSCAイベントに続き、パンデミ

          シカゴ、注目のカフェ巡り。大都会のスペシャルティコーヒーシーンを味わう

          エスプレッソマシンはもう見えなくても良くなった – Kyoto Stand改装から紐解くKurasuの歩み

          2024年3月、桜を楽しむ人々で賑わい出す季節を前に、Kyoto Standの改装が行われました。2023年に新たにタップマシンが設置された時を除いて、Kyoto Standの見た目がガラリと変わった改装は開店から8周年を前にこれが初めて。 カウンター中央にあったタップマシンはお店に入ってすぐのレジ横に、そこにあったエスプレッソマシンは今度はカウンターの奥側へと移動。お客様やスタッフの動線も大きく変わりました。 「なぜ今、この形で改装を行なったのか?」「そもそもKyoto

          エスプレッソマシンはもう見えなくても良くなった – Kyoto Stand改装から紐解くKurasuの歩み

          深煎り、ジャズ、いつも通りの日常 - Kurasu Small Talk #5

          安心感とは、何でしょうか。 コーヒーショップで働く人の目線で言えば、例えばバリスタなら、いつものチームメンバーとともにコーヒーを淹れること。ロースターにとっては、日々のルーティンを崩さずに焙煎機に火が付いた瞬間。 もう少し一般的な例を挙げるなら、いつもの自転車で出勤する道のりとか。電車に乗って少しの間うたた寝をしても、目的地の駅に着く前に自然と目が覚める感覚——これらもまた安心感といえるのかもしれません。 いつも通りの深煎り忙しなく過ぎていく毎日の中で、私たちの心に安ら

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          私たちは既に新しい波に乗っているのかもしれない - コーヒー業界が見据える「第4の波」

          最近、街中で個性豊かなコーヒーショップが増えてきたと思いませんか?ホットコーヒーひとつ飲むにも、フレーバーノートを見たり、豆の産地から選ぶのが、もはや日常の風景になりつつある気もします。 豆の個性を活かすアプローチからこれまでのコーヒーシーンを牽引してきた「サードウェーブ」というムーブメント。そこで、今回はこれまでの「波」を紹介しながら、既に訪れているかもしれない「次の波」について考えてみましょう。 消費国主導で生まれたトレンド?実は、ファーストウェーブからサードウェーブ

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          コーヒーの未来を「デザイン」でつくる。Kurasuで見つけたMizの新しい仕事観

          Kurasuには、デザインの力でチームをけん引し続けているメンバーがいます。商品パッケージやWebサイトのデザイン、そして店舗のブランディングまで、様々なシーンでKurasuブランドをビジュアライズしてきたグラフィックデザイナー、Mizです。 そんなMizがグラフィックデザインと出合ったのは、メルボルン。生きる意味を問い直して渡ったその土地は、彼女にコーヒーの魅力も教えてくれたといいます。「Kurasuらしさ」を考えるうえで欠かせない存在である彼女に、これまでの経歴と現在の

          コーヒーの未来を「デザイン」でつくる。Kurasuで見つけたMizの新しい仕事観

          バリスタが「大会」という打席に立ち続ける理由

          Kyoto Standでお馴染みのOsha。パッキングスタッフの求人をきっかけにKurasuにジョインした彼女は今、バリスタとして数々の競技大会に挑戦し、コーヒー抽出の技術を磨き続けています。今回の記事では、「バリスタ」という肩書が最も似合う彼女の「今」に迫りたいと思います。 ▼Oshaのキャリアストーリーもあわせてどうぞ 「わからない」と「わかる」が混在する大会、その中にしかない経験——Kurasuでは「Oshaさんといえば大会」というイメージもあるほどですが、コーヒー

          バリスタが「大会」という打席に立ち続ける理由

          Meet Your Barista: Osha - 変化の中で掴んだチャンスを次へ渡す

          Kurasuは常に進化し、挑戦の幅を広げ続けています。急速に変化する中で、現場を支える縁の下の力持ちがいます。Kyoto Standでお馴染みのバリスタOshaもその一人です。 2020年7月に入社して、今月でちょうど5年目を迎えるOsha。エスプレッソを抽出する姿が誰よりも似合う彼女ですが、入社のきっかけはパッキングチームからでした。今では「バリスタ」という言葉が最もふさわしい彼女のこれまでのキャリアについて、今回はじっくりとお話を伺いたいと思います。 ——Oshaさん

          Meet Your Barista: Osha - 変化の中で掴んだチャンスを次へ渡す

          ドイツから京都へ。元フリーランスバリスタのKaiがKurasuで築く「スタンダード」

          京都のコーヒースタートアップ Kurasuでは、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。ドイツ出身で、ヨーロッパと日本において、バリスタ、マネージャー、バリスタトレーナー、プロダクションロースターといったさまざまな役職を経験した後、Kurasuに入社したKaiもその一人です。 「同じ情熱を持った人たちと、インターナショナルなチームで働けるのがKurasuの魅力」と目を輝かせる彼に、来日やKurasu入社のきっかけ、現在取り組んでいる仕事、今後のビジョンにつ

          ドイツから京都へ。元フリーランスバリスタのKaiがKurasuで築く「スタンダード」

          Meet Your Barista: Runatsu - バリスタとして、陶芸家として。

          Kurasu Ebisugawaでバリスタとしていつも笑顔でお客様をお迎えしているRunatsu。実は、陶芸家として活躍しているアーティストでもあります。 そんなRunatsuに、これまでの歩みや、Kurasu Ebisugawaで販売しているオリジナルの片口・runatsu 緑花片口について教えてもらいました。 —— とっても可愛い片口ですね!どんな経緯で今回この作品がKurasuとのプロジェクトとして生まれたのでしょうか? 今年の1月ごろから進めていたプロジェクトで

          Meet Your Barista: Runatsu - バリスタとして、陶芸家として。

          Unpaid work - コーヒーの生産を支える隠れた生き物は誰?

          コーヒーの木に咲く、白い花コーヒー豆がコーヒーチェリーの種であり、その種を除いた果肉がカスカラティー(果実茶)として楽しまれていることは、コーヒーラバーのみなさんにはおなじみの事実ですよね。でも、コーヒーチェリーが実る前に咲く「花」のことはご存じでしょうか? その花は「コーヒーブロッサム」と呼ばれ、白くてジャスミンに似た香りがします。この香りにミツバチやてんとう虫が引き寄せられ、彼らの手助けによって受粉が成功すると、コーヒーチェリーが実るのです。コーヒーの花が咲く期間は限ら

          Unpaid work - コーヒーの生産を支える隠れた生き物は誰?

          Kurasuはなぜ京都だけに複数店舗を持つのか? - 京都でのミクロなローカライゼーションが、マクロなブランド構築に集約されるまで

          オーストラリアで生まれ、今ではシンガポール、タイ、インドネシア、香港と海外店舗を精力的にオープンしているKurasu。それぞれの地域文化や消費者が日本のスペシャルティコーヒーに求めるものを読み取り、今までにない新しい体験を様々な形で提供しています。 そんなKurasuですが、国内での展開を見ると新店舗や焙煎所をオープンするのはいつも京都。なぜ、東京など他の都市に進出していないのか?京都の中で、それぞれの店舗のロケーションに違いはあるのか? Kurasuの初めての店舗である

          Kurasuはなぜ京都だけに複数店舗を持つのか? - 京都でのミクロなローカライゼーションが、マクロなブランド構築に集約されるまで

          Future of Coffee 未来のコーヒーを育む「てんとう虫少年」の記憶

          京都の中心部にあり、多くの人が行き交う新京極通り。とあるビルの窓に、てんとう虫が張り付いている! という風の噂、聞いたことありませんか? 実はそのてんとう虫、コーヒーショップ「2050 Coffee」で開催した特別なイベント「Future of Coffee」と関係があるんです。 「なぜコーヒーショップの窓にてんとう虫が?」 その謎解きとあわせて海を渡る物語を紹介したく、今回のイベントに携わったAdamに話を聞きました。 次世代へのバトンを渡す取り組みーまず、今回のイベン

          Future of Coffee 未来のコーヒーを育む「てんとう虫少年」の記憶