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suyaco
双子を妊娠してお腹が大きくなりすぎてわかったこと。
それは、体の不自由な人の気持ちが少し分かった事。
双子を妊娠して、すでに6−7ヶ月ころには、「臨月ですか?」と言われてしまう感じで、お腹が大きくなってきた。
子供の大きさの割にお腹が大きく羊水が多かった。
そのせいで、妊娠糖尿病がある事が判明したのだけど。
出産予定日の1ヶ月前、35週で生まれてしまったのだけど、
34週に入ったら、医師から
「お腹大きくてキツかったら出してもいいですよ〜」と言われ、
座っていると、「座ってるんですね、元気ですね。そのくらいになると双子妊婦さん、いつも寝てますよ」
と言われていた。
その頃は、座ってもきつい、寝ててもきつい、何してもきつい状態だった。
寝ててもきついから座っていたのだ。
真上に寝るときついので、横向きで。
きついので夜中に何度も起きていた。
ただお腹が大きいだけなのに、何故こんなにきついのだと思っていた。
圧迫されていて、動きが制限されているからだけど。
まず寝てから起き上がれない。そして横になるのも難しい。
管理入院していたので、ベットには手すりがついており、しかもリクライニングも電動。
手すりと電動リクライニングに感謝だ。
しかも、トイレに座っても、立てないのだ、手すりがないと。
そして、シャワーも、椅子と手すりがないと一人で浴びれないのだ。
入院していて良かったと思えたことの一つだ。
座ると、お腹に物が置ける状態だった。
長男がミニカーやおもちゃなどを私のお腹に置いたりしていた。
歩くのもきつい。病院の廊下に手すりがついていて良かった。
エレベーターまで歩くのがキツく、売店に行くのはきつかったので、行かなくなってしまった。
もう5年も経つのに覚えているが、あのお腹の大きい独特の感覚は忘れてしまった。
残っているのは妊娠線だ・・・ざんねん。
もう二度とできない体験だったな。