涙は心を浄化させるのかな。号泣したおすすめの漫画〜四月の君の嘘
近くにある図書館に置いてあった『四月は君の嘘』をたまたま手に取って読んだのがこの漫画との出会い。
その図書館に行ったきっかけは、双子が友達の家に遊びに行きたい!と言い、
双子を友達のお母さんが双子をしばらく遊ばせとくのでゆっくりしてて下さいと優しく言ってくれて。
その日は朝からトラブって、慌ただしく、朝ごはんも食べていなかった私だった。急にぽっかり時間ができた。
ありがたくて、ありがたくて、嬉しかった。
自由な時間が一時間くらいあったので、近くにあった図書館に行ってみようと思って、行ってみたのだ。
そこにたまたまあった『四月は君の嘘』。
いろんなことが重なってたまたま出会った漫画。
途中の巻がなく、時間もそんなにないので、一巻と最終巻だけ読んでみた。
最終巻を読みながら、号泣してしまった。
音楽に気持ちを込めて弾く主人公に。
人を思って弾く主人公に。
図書館で人がいるのに、涙が溢れて・・・。
あまりにも号泣したので、図書館のトイレで涙ではらした目が心配で確認してから双子を迎えに行ったのでした。
しばらく経ってから、子供たちが図書館に行きたいというので、再度、連れて行った時にまた読んで、号泣。
心がモヤモヤしている時で、疲れていたから、
泣いてスッキリした感じもした。
モヤモヤした暗い渦が、浄化された感じ。
今の私の心のモヤモヤは、自分の気持ちが伝わらないことへの苛立ち。
自分の思いが伝わらなくて、腹立たしくて、悲しかった。
伝えても、伝えても、湾曲して受け取られるので、悲しかった。
だけど、仕方ないのだ。
その人のフィルターを通すとそんなふうになるんだなと。
そのフィルターは私の言葉では変わらない。
伝わらないのは悲しいけど、どうしようもない。
だから、自分がどう思うかでいいやと思えるようになった。
相手がひん曲がって受け取って、私を恨んだり、怒ったりしても。
自分なりには伝えたのだから。もういいやと。
私がどう思うかだ。どうしたいかだ。
私は私のままでいいのだ。
伝わらなくても。
私のことを怒っていても、恨んでいても。
でも思っていることが伝わらないことは悔しいから、誤解されているのは嫌なんだけどね。
読み終わった後、そんなことを考えていた。
漫画では音楽で気持ちを伝えていて、届け!!と、ピュアで、綺麗な空気が流れていて、気持ちが洗われた感じがした。
この漫画の色は透明で、凛とした、涼しげな感じで、白のイメージ。
悲しいけど、辛いけど、前に進んでいく、キラキラした、流れるような
澄んだ呼吸をするような、綺麗な気持ちに触れた感じ。
読めてよかった、と思うのでした。
アニメや映画もあるようなので、みてみたいな。
かをちゃんのことを思うと、涙が溢れる。
ネタバレになりますが…
生きてて欲しかった、死なないで欲しかった。
そして、私もいつか死ぬ。
私も思い切り生きたいと思うのでした。
かをちゃんみたいに。
後悔しないように。
号泣して、心動かされる漫画でした。
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