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カヤック×クラシコム合同勉強会開催いたしました 2024夏

テクノロジーグループの冨田です。

2024/07/19金曜日にSRE、データ基盤周りでお世話になっている面白法人カヤックのエンジニアさんと合同勉強会を開催いたしました。

コロナ禍前はクラシコムの旧オフィス、コロナ禍ではオンラインで勉強会を開催しておりましたが、4月に新オフィスに移転して初の勉強会開催となりました。

『OpenAI/Gemini APIを使って EPUBを翻訳するCLIツールをつくってみた』

私が個人で開発しているEPUBの翻訳ツールの開発動機、EPUBの構造、開発中に躓いたことについてお話しました。
カヤックの池田さんからページ全体の画像や前のページの要約などのコンテキスト情報を与えると更に翻訳精度が向上するというアドバイスもいただけて嬉しかったです。

『大量の Open Telemetry スパンを Cloud Trace に送りつけそうになった話』

カヤックの市川さんからOpenTelemetryの自動計装自身も計装の対象になり大量のスパンを送りつけそうになった教訓のお話でした。

クラシコムではDatadog APMからSentry Performance Monitoringに乗り換えたばかりで自社でも発生しかねない内容だったので肝が冷えました。

『iam-policy-finder CEL(Common Expression Language)で書いた条件にマッチしたIAM Policyを見つけるくん』

カヤックの藤原さんからAWS IAMポリシーを検索するツールを開発した経緯のお話を伺いました。
表記に幅があるためjqなどで検索するのが難しく、いままでは目視で確認されていたそうです。
AWSから「IAMポリシー変わるので要対応ですよ〜」のメールがたびたび来るのでクラシコムでもこのツールのお世話になりそうです。

条件の評価は2024/06/18にGoogleが発表したCommon Expression Language (CEL)という汎用の式言語を利用した実装になっているそうです。
現時点ではCELはGo、Java、C++でライブラリが提供されています。
今後式評価が必要な場面で覚えておきたいライブラリですね。

まとめ

コロナ禍で入社したためリアルでは初の勉強会の参加になりました。
リアルでの勉強会だと発表中にリアクションや補足をもらいやすいので発表しやすいのが良いですね。
コロナなどの感染症が流行り始めているので様子を見ながらまた勉強会が開催できればと思います。

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