「偏愛の会」開催しました。
おはようございます。
今日も10時~15時、シマシマしまねオープンしています。ドライブがてらお越しくださいませ。
さて、昨日は離れのスペースにて「偏愛の会」の記念すべき第1回を開催しました!
3名の参加者の皆さん+くらしアトリエスタッフ、というメンバー。
今回はスタッフ2名がそれぞれの偏愛(宝塚歌劇団・アメリカ国立公園)についてプレゼンし、参加者の皆さんに聞いていただく、というスタイルだったのですが、私たちも初めての試みだったので、探り探り、「これでいいのかなあ?」と思いながらの進行でした。
偏愛についてのプレゼンテーションは、愛が強すぎるからなのか、逆に「伝えるってすごく難しいことなんだな…」というのを実感。どこから話していいのか、相手に理解してもらうにはどうしたらいいのか、いやそもそも理解してもらわなくてもいいのか??などなど、けっこう時間をかけて考えましたが、参加者の皆さんが広い心で聞いてくださり、質問もしてくださって場を盛り上げてくださったので助けられました。それどころか、拙い話をめちゃくちゃメモしてくださっていて、なんだか申し訳なかったです…ありがとうございました。
コーヒーのお供には、奥出雲町「松葉屋」さんの生どらを。
人前で話すのが苦手な人にとってはかなりチャレンジな場になりますが、それを受け入れてくれる参加者の方があってこその会だなあ、とあらためて感じました。そして、普段はあまり表に出していない「好き」を皆さんに聞いていただいたことで、ちょっとした秘密の共有というか、なんだか特別な時間だったように思います。
そして何より、「他人が大事にしているものに敬意を表し、ともに大事にする」というのが、豊かに生きていくうえで不可欠なことであること、ちゃんと話を聞いてもらえるということはすごく心地がよく、幸せであるということに、あらためて気づかされた時間でもありました。
そんな特別感からか、プレゼンが終わってからも話は尽きず…。
「偏愛ってなんだろう」という根源的な問いについて話したり、かと思えば聞き役に回ってくださった参加者の方が、私たちよりもずっと興味深い「偏愛」をお持ちだったりして(詳しく聞きたくてうずうずしましたが、次回以降の会にとっておかねば!と我慢しました)、気づけばもう15時前!お昼ごはんも食べずに4時間近く、話し続けていました。
次はお弁当持参ですね!と言いつつ会は終了。皆さん本当にお疲れ様でした!
「偏愛の会」の目的は、もちろん好きなことをお互いに話して楽しむ、ということもあるのですが、
◎自分の知識を皆さんに聞いてもらう準備をする中で、思いや情報を整理してまとめる「アウトプット力」を鍛える
◎自分がそれまで興味のなかった話を直接聞くことで、新たな世界を知り、それまでの生活からちょっとでも視点が変わる
◎聞いている側がいろんな質問をすることで、話す側にも新たな発見があり、自分の「好き」を再確認できる
など、いろんな効果を想定しています。
もちろん、しょーもないことについて語ってもらっても全然、OKなんです。「なんでこれが好きなのか分からない、でも好きでしょうがない」という心のうちを共有していただくことで、聞いた側は例えば町を歩いていても、テレビを観ていても、今までとは違う視点を持つことができると思うのです。
一方的に知識をもらうのではなく、「学び合い」によってお互いが成長できる…大げさに言うとそんな場になるといいなあ、と思っています。
次回の開催についてはまたお知らせします。会の雰囲気をご覧になって、ちょっとでも興味があるなあという方はぜひご一報くださいね。聞くだけでも、「これについて話してみたい!」というのも、大歓迎です!
どうぞよろしくお願いいたします。