【イベントレポート】町田市の事例から暮らしに寄り添うケアとコミュニティを考える/くらしのジョシュツアー第1弾
こんにちは!
くらしのジョシュ メディア担当のケイティです。
2024年10月5日、暮らしに寄り添うケアとコミュニティについて考えるツアーを開催したので、その様子をお伝えします!
なお、今回訪問させていただいた3か所の詳細な内容については、インタビュー記事として今後順々に公開させていただきます。
開催概要
今回のテーマ
最後まで自分らしく生きるために必要なこと
場所、日時
2024年10月5日(土)10:00-17:00
町田市内の以下団体、施設
一般社団法人Dフレンズ町田|みなさんの居場所 ぼくはぼく - 認知症とともに生きるまちづくり
鞍掛台自治会|くらちゃん号 ‐ 高齢化率30%の地区を支える地域巡回バス
ヨリドコ小野路宿 ‐ 暮らしの中に医療が溶け込むあるといいながあるところ
ツアースタート!
この時はまだお互いに打ち解けていなくて、そわそわしていました…
ここから車に乗り込み、まずは「ぼくはぼく」へ!
一般社団法人Dフレンズ町田|ぼくはぼく - 認知症とともに生きるまちづくり
「ぼくはぼく」では、町田市で「認知症とともに生きるまち」の実現に市とともに取り組んでいるDフレンズ町田代表の松本さん、認知症当事者の神谷さんからお話を伺いました!
松本さんと神谷さんのあたたかい雰囲気の中で、松本さんの活動のきっかけや神谷さんとの出会い、松本さんが思い描く「認知症とともに生きるまち」など、お聞きすることができました。
なかでも私の中で印象的だったのは、
参加者の方の中でも、このような意見がありました。
鞍掛台自治会|くらちゃん号 ‐ 高齢化率30%の地区を支える地域巡回バス
2箇所目に伺ったのは、鞍掛台自治会。ここでは、「くらちゃん号」という完全無料の地域巡回バスを2020年から運用しています。
バスは、日中空いているデイサービスの車両を使用し、移動が大変な地域住民の足となって大活躍しています!
一見、医療介護福祉業界がこの活動を担っているように思えるかもしれませんが、くらちゃん号のプロジェクトメンバーは、鞍掛台地区の自治会、市役所、高齢者支援センター、社会福祉協議会、市議会議員など、地域住民が完全主体となり取り組んでいます。
このように、暮らしやケアを担うのは決して専門職だけではなく、ともに同じ地区で生活している方々も一躍を担っている。この世は助け合いで成り立っていることを痛感します。
ヨリドコ小野路宿 ‐ 暮らしの中に医療が溶け込むあるといいながあるところ
ラストは、「一般社団法人ひふみ会 まちだ丘の上病院」が運営している町田市小野路にある複合施設です。
「医療や健康や人々のつながりが溶け込んでいる、そんな”拠り所”を目指して」という意味で”ヨリドコ”と名づけられています。
ヨリドコには”Kitchenとまりぎ”というカフェレストランも併設されており、特製ランチプレートをいただきながら講義を拝聴しました。
コロナ真っ只中に始まったヨリドコ小野路宿。
まずは竹林整備から始まり、誰もが使える場があることを、口コミで徐々に徐々に地域住民に広めていきました。
今は、ヨリドコのスペースを活用する団体は35を超え、さまざまなコミュニティの居場所となっています。
このように、人とのつながりを作ることで、いずれは側にいる人の健康課題を早期発見し、予防的に介入できるようになることが目標だと語っていました。
医療機関が提供している場ではあるが、医療機関らしくない、居心地の良い独特なリズムがヨリドコに流れていると感じました!
ツアー終了!町田駅まで
移動が車だったということもあり、前の講義で印象に残ったことや感じたこと、疑問に思ったことをツアーが進むにつれてみんなで意見交換しあい、あっという間にくらしのジョシュの輪ができました!
最後のプレゼンテーション・ディスカッションでは、課題解決をするプロフェッショナルとしての意見だけでなく”個”として感じたことを思う存分話すことができた気がします。
参加者の声
車の中の参加者、運営メンバーとの振り返りや雑談で頭の整理もでき、新たなつながりもできました
質問タイムでも医療職以外の参加者がいてくれたおかげで、違う視点から考えることもできました
地域で働くためには、その地域に愛を持って関わることが大事だと思ったので、まずは知ることから始めようと思います
などなど、さまざまな嬉しいご意見をいただきました!
今後もオフラインツアー開催検討中!
くらしのジョシュでは、地域コミュニティケアに興味を持つさまざまな方とつながるべく、今後もオフラインツアーやオンラインの情報交換などを開催検討中です!
少しでも興味を持っていただければ幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後ともくらしのジョシュをよろしくお願いいたします!
ケイティ