【くらしのジョシュ発掘メディア】インタビュアー紹介 vol.1
はじめまして!
くらしのジョシュでメディア担当をしております、ケイティこと高堀香菜と申します!
このメディアを通して、みんなが幸せな医療介護を提供したいと思える、こんなに素晴らしい施設や従事者さんがいるんです!とお伝えするためのジョシュとして一役を担えればいいなと考えています。
1.自己紹介
私は都内の大学病院で看護師をはじめて、今年で2年目になります。
大学在学中から、教育や相対的貧困、国際協力、被災地支援、地域医療などさまざまな分野に興味を抱き、その度に現場を体験したいという想いでインターンやボランティアに参加してきました。当時は“看護師”という職業に憧れは無くさまざまな働き方を模索しましたが、国家資格を取得する以上基礎的な知識や技術は不可欠だと考え、病院入職を決めました。
2.看護師1年目の葛藤
看護師として働き始めて僅か半年で、想像以上に患者さんと時間が取れないという理想と現実のギャップに違和感を抱きました。
大学病院としては高度急性期医療を提供する現場として、状態改善が見込まれたらすぐに転院・退院調整に入っていく。受け持つ患者数も多く、一人あたりに使える自由な時間はほんの数分。
そもそも自分が未熟だからだ、と思っていましたが、検査や処置、看護介入の多い現場では患者さんとしっかりコミュニケーションを図ることが難しく、「ちょっと待っててくださいね」「あとで来ますね」という言葉が口癖になっていました。
認知症の患者さん、特に失見当識があり、ナースコールを押せない転倒転落リスクの高い患者さんには基本的に身体抑制を行います。
しかし、その身体抑制が原因で、歩行機会が少なくなり、一層筋力が低下したり、せん妄リスクが高くなったりすることも事実です。
私たち看護師は、「動きたい」「病棟の中で風は感じられなくてもせめて窓から太陽を見たい」という患者さんの意欲を支えることが仕事の一つだと思っていましたが、現実は他の患者の処置のサポートや膨大な記録、転退院に向けたサマリーの記入、その他大量の事務作業に忙殺されて時間が限られています。
看護師の業務によって患者さんの意欲が妨げられてしまっていると感じた時、どうしたらこの現状を変えられるのだろうか、私だけがこのような違和感を抱いているのだろうか、という気持ちになりました。
3.くらしのジョシュに参画したきっかけ
入職して1年、もやもやが身体を埋め尽くしていた時にジョシュを立ち上げた山﨑さん、永島さんに出会いました。
色々な働き方ができると知り、現在はくらしのジョシュを通して看護師の経験を活かしながらコミュニティケアを担う次世代の仲間と繋がりつつ、素晴らしい医療介護ケアを提供している方々から学ぶことで日本の医療介護福祉業界を変えていきたいと考えています。
このメディアを通して、私が携わるインタビュー記事では、私の視点から医療者・患者を大切にしている現場、或いは従事者を取材していきます。
このnoteを読んで、「わかるわかる」「同じもやもやを感じたことがある」と思ってくださった方、一緒にジョシュの一員として最後のひとときまでつながりあえる世界を作っていきませんか?