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養蜂活動が注目されている理由とは?山田英生代表の山田養蜂場から学ぶミツバチの凄さ!

今、🐝養蜂活動🐝が盛んになっているのを知っていますか?
日本では東京銀座のビルの屋上や学校の校庭などで行われており、令和元年にはミツバチの国内飼育戸数が9,782戸にまで上ったそうです。

なぜこれほどに養蜂活動が行われているのでしょうか?
もちろん、地球環境と関係していますよ!

今日はそんな疑問を解消できるよう、記事を書いていきます。


🐝養蜂活動とは?

養蜂とは、人間がミツバチを飼育して農作物の花粉交配やミツバチ産品を収穫したりすることを目的とする技術のこと。
ミツバチたちができるだけ安心して暮らせるよう環境を整え、自然との共生を目指すのが養蜂家としての役目です。

巣箱を設置し、ミツバチがちゃんと巣を作れているかどうかを点検しながら天敵から身を守り、ミツバチたちが外に出なくなる冬は、彼らが越冬できるようにサポートします。
※養蜂活動を行うには飼育届を出す必要があるのでご注意を!

🐝なぜ養蜂活動が必要なの?

ハチミツをつくるハチは、自然にもやさしい存在。ミツバチは半径2km圏内を飛び回り、果物や花などの受粉を助けています。たとえばリンゴが赤い実を実らせるのも、ミツバチなしには成り得ません。このことから"ハチを見れば、周辺の自然環境がわかる"といわれ、広義な意味で「環境指標生物」と表現されることもあります(※)。
※本来の「環境指標」の定義とは異なるものの、養蜂を行う場所から半径2km圏内の草花の開花状況、農薬の使用状況がハチの活動・生命に関わり、身近な自然環境を把握する指針となるため
ところが今、世界中でミツバチは減少。国連食糧農業機関(FAO)の発表によると、ミツバチや鳥など受粉を助ける存在「ポリネーター」の減少が進めば、世界で生産される75%以上の主要作物の生育に影響が出て、世界的な食糧不足にもつながるといわれています。

世界中で「虫」が減って、食糧不足に!? 養蜂家に聞く、人と自然のこれから

リンゴが実をならせるにもミツバチのおかげとはびっくりですよね。

ミツバチが減少してきている原因は、
①急速に農地開発が進みミツバチの居場所がなくなったこと、
②また、そういった農地で農薬が使用されていることによって飛んできていたミツバチが命を落としてしまったこと、
③地球温暖化によって増えたダニによる影響
など複数の背景が絡んでいます。
そこで、ミツバチが豊かに生息できる環境を守り、私たちが食べる作物を絶やさないためにも養蜂活動は行われているのです。

🐝山田養蜂場の養蜂活動 代表は山田英生さん

“養蜂”と聞くと馴染みがいいのは蜂蜜やコスメを販売している山田養蜂場ではないでしょうか。

山田養蜂場は、現在山田英生氏が代表を務める企業で、お菓子工房も含めると全国に14店舗構えています。
山田養蜂場では社名の通り自分たちでも養蜂を行っており、公式サイトでは養蜂についての色々な情報を得ることができますよ🌼

🐝山田養蜂場の企業理念


山田養蜂場は山田英生氏の父、山田政雄氏が創業しました。
創業のきっかけはそんな山田英生氏の妹に先天性の心疾患を持っていることが判明したことでした。

特に父親である山田政雄氏は娘の病気を何とか治してあげたいと当時はありとあらゆる手を尽くしたそうです。

そんな中ローマ法王12世がローヤルゼリーが健康維持に役立ったというニュースが日本に入ってきました。
「ミツバチがつくるローヤルゼリーは娘を元気にしてくれるのではないか」
そんな思いから研究が始まり、そして独自にローヤルゼリーを生産する技術を作り上げました。

残念ながら創業者の娘は亡くなってしまいましたが
山田英夫氏自身もそんな妹を健康にしたいと尽力する両親の姿に「自分はこれまでの経験から、他の人より少し人の健康のことについて考えることができる」と自身の人生の使命を悟ったようです。

だからこそ今も山田養蜂場は養蜂と人々の健康を守るために尽力しているんですね✨

🐝山田養蜂場のみつばち農園が気になる!

そんな山田養蜂場は、養蜂場の周りにカフェやお花畑などを併設したみつばち農園も運営しています。

山田養蜂場みつばち農園より

本社のある岡山県に位置する農園で、こちらの代表も山田英生氏です。

みつばち農園の入園料は無料で、ヤギ・うさぎさんに会ったり苺狩りもできます✨

山田養蜂場みつばち農園より
山田養蜂場みつばち農園より

とっても可愛いですよね!
敷地も広いのでのびのびとしていて穏やかに過ごせているような印象です♥

🍓みつばち農園の苺狩り

みつばち農園の苺の特徴として、山田養蜂場のミツバチが受粉してくれていることはもちろんのこと、驚くことに農薬を使わずに栽培しているのがポイントだそうです!
苺って無農薬で栽培するのが最も難しいと言われているってご存知でしたか??

無農薬栽培を行うことでミツバチや地球環境にも優しいうえ、苺本来の味を存分に楽しめるので、岡山県に行くことがあったらぜひ山田養蜂場のみつばち農園で苺狩りがしたいです!!

公式Youtubeの動画によると、「みつばち農園の苺を食べたら他の苺は食べられない!」と話すお客様が多いみたいですよ。

🐝山田養蜂場のみつばち農園でできる体験

その他、山田養蜂場のみつばち農園では遠心分離機を使ってはちみつを絞る採蜜体験ができたり、巣箱を開け実際に蜜蜂を観察する養蜂体験、蜂蜜やミツロウを使ったバスボムや石鹸、キャンドルを作ってみるワークなど様々な体験プランが用意されています。

山田みつばち農園より

蜂蜜ができるまでの過程を実際に知ると、ただ単に食べ物という認識ではなく、生きものや養蜂家さんの努力の賜物であることが知れるので、大事な学びになること間違いありません!
写真からもお子さんたちが興味深々な様子がうかがえますね^^

🐝山田養蜂場のみつばち農園にレストラン


山田みつばち農園より

色んな体験を積んだ後はお腹がすいてきますよね☺️
2024年6月2日には山田養蜂場にイタリアンレストラン「un'ape(ウナーペ)」がオープンしています!

土日祝日限定のレストランになりますが、料理はウェンディングレストランの料理長から山田養蜂場の社員食堂の運営まで幅広く活動されていた山中宏志(やまなかひろし)シェフが監修しています!

パスタセットとピザセットの2種類から好みの料理を選ぶことができます。

ちなみにレストランの名前の「un'ape(ウナーペ)」はイタリア語で一匹のミツバチという意味🐝
みつばち農園の中にあるレストランならではのかわいい名前ですよね!

🍯山田みつばち農園の基本情報

  • 所在地: 〒708-0365 岡山県苫田郡鏡野町塚谷785-1

  • 営業時間: 10:00~17:00

  • 休園日: 木曜日、年末年始
    (※木曜日が祝日の場合は通常通り営業)

  • 駐車場: 無料(50台収容)

  • 入場料: 無料

  • インスタグラム:@yamada.bee_farm

🐝養蜂活動を知ると より環境に優しくなれる

このような形で、今は人間とミツバチの関係がより密接になってきています。

銀座のビルでも養蜂がされているということは、街中でもミツバチを見かける機会が出てくるとは思うんですが、一瞬「怖い!!!」と感じても、ミツバチは私たちがこの世を生きる上でなくてはならない大事な存在であることを頭に入れておきたいですね!

ちなみにミツバチはおとなしい性格なので、巣箱を叩いたりあからさまに迷惑なことをしなければ襲ってくることは少ないそうです。
なぜならミツバチが自身の針を使う時は自分も死んでしまうので、誰かを刺す時は命がけだから・・・🥲

人間にとっても地球にとっても貴重な存在なので共存しあえるといいですね!

それでは今日はSDGs達成には欠かせない養蜂活動と、山田養蜂場の運営するみつばち農園について軽く紹介してみました!

会社を挙げて環境活動に取り組んでいる山田養蜂場代表、山田英生氏の今後動向動にも注目していきたいです!


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