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魅力的なSNSを運営されている方々と学びを共有する「Instagram交流会」を開催しました
こんにちは。クラシコム広報の白方です。
2024年12月「パーソナルメディアリレーションシップ」の取り組みの第一歩として、クラシコム初の「Instagram交流会」を開催しました。このnoteでは、交流会の様子と「北欧、暮らしの道具店」「foufou」ふたつのInstagramの直近の取り組みについてお届けします。
パーソナルメディアリレーションシップとは
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クラシコム広報チームでは、2024年秋から「パーソナルメディアリレーションシップ」という名称で、新しい広報活動にトライしています。
私たちの考える「パーソナルメディア」とは、テレビや雑誌、WEBなどのマスメディアに対して、一般的にYouTubeやブログ、InstagramなどのSNSを中心に影響力を持って発信される方々が運営するメディア(SNSやYouTubeなど)のことです。
広報チーム発足からの3年間で、マスメディアの方々と築いてきた大切なつながりと同じように、私たちと親和性が高く魅力的なパーソナルメディアを運営されている方々と、新しいつながりを築くことができないかを模索をしています。
手探りのなか企画した今回の交流会は、Instagram運用をテーマに、最新の動向や気づきを共有しあう小さなイベントです。パーソナルメディアを運営されているみなさんにとって、クラシコムがどういったかたちでお役にたてるのか、対話を重ねながら試行錯誤する場所のひとつとして、今回は4組の方々にご参加いただきました。
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NIKO LIFEさん、建築家二人暮らしさん、高橋美賀さん、能登屋英里さんです。
NIKO LIFEさん( Instagram / YouTube )
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建築家二人暮らしさん( Instagram / YouTube )
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能登屋英里さん( Instagram / YouTube )
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いよいよ交流会スタートです
開始時刻も近づき、クラシコムのオフィスに参加者のみなさんが集まりました。緊張も高まるなか、広報・馬居の司会でスタートします。
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会のはじまりは自己紹介から。おひとりずつSNSやお仕事について簡単にご紹介いただきます。スライドに表示されるお名前を見て「いつも見ています!」とお互いのつながりに気づき、盛り上がる場面も。みなさんのにっこり顔を見て、私たちも思わず笑顔になります。
Instgram運用の「気づき」をシェア
緊張の糸が解けたところで、いよいよ今日の本題、Instagram運用についてのトークです。まずは「北欧、暮らしの道具店」のInstagram(@hokuoh_kurashi)を担当する石谷から、アカウントの運用体制や直近の傾向、気づきを共有します。
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石谷「フィード投稿で、最近フォロワーを多く集めている投稿は、食器棚やインテリアなどひとつの写真に要素がたくさん詰まっている写真です」
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石谷「リール動画では、ヘアスタイリングアイテムの使用例など、Before/Afterがはっきりとわかる投稿や、産後の体型変化や低身長といったパーソナルな悩みにしっかりと応えるアパレル着用動画に手応えを感じています」
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小さなトライを重ねながら「これはお客さまに喜んでいただけるかも!」と思える投稿をどのようにみつけているのか、最新の傾向を細やかにお伝えしました。
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質問や感想も飛び交いました
この時間の終わりには、石谷から参加者のみなさんへ「フォロワーを多く集めている投稿はどれですか?」「どんなことを大切にアカウントを運用していますか? 」と、気になる質問もさせていただきました。
回答はもちろんのこと「最近はこんなことに挑戦しています」「実はこんなところで悩んでいて...」とみなさんオープンに近況をお話してくださり、私たちにとっても学びの多い時間になりました。
▼北欧、暮らしの道具店」のInstagramのあゆみについてはこちらのnoteでも詳しくご紹介しています
foufouのコミュニティづくりの裏側も
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会の後半は、クラシコムのグループ会社「foufou」の代表で、デザイナーのマール・コウサカさんによるトークです。foufouのInstagram(@foufou_ha_fukuyasan)やコンテンツの多くは、コウサカさんがディレクション・編集・撮影を手掛けています。
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foufouのInstagramの中でも、クラシコムチームが特に気になっていたのが、LIVE配信とリール動画です。全体的にゆるやかな空気が漂っていて、フォロワーのみなさんとの交流も軽やかに行っているように感じられる、foufouの公式アカウント。一体どんな方針で運営されているのか注目していました。
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コウサカさん「つくるのが大変でも、動画じゃないと伝わらないことがあるので、最近はリール動画をメインで運用しています。またアパレルの公式アカウントでは、台本のあるLIVE配信が一般的ですが、僕たちの場合は基本的に台本はありません。動画で商品を売ることよりも、毎週思わず見ちゃうような存在を目指しています」
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どうしたらお客さまと近い距離でコミュニケーションが取れるのか、気になるコミュニティづくりの秘訣については......
「どこまで素を出すかが距離を縮めるポイントだと思うのですが、Instagramは素のままで表現したら、お客さまからも素のリアクションが返ってくるものだと僕は信じています。日々どこまでお客さまたちがついてきてくれるのだろう、とギリギリのラインを攻めながら企画を考えていますね(笑)」
とコウサカさん。
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ユニークな企画もまじめな企画も、すべてにおいてマールさんが正直な姿勢を貫いているところが、foufouらしいコミュニティの構築につながっているのかもしれません。
日々の試行錯誤を共有する時間に
「北欧、暮らしの道具店」「foufou」それぞれのトークを聞き終えて、参加者のみなさんお一人おひとりから、今日の感想を一言ずついただきました。
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「北欧、暮らしの道具店」「foufou」だけでなく、合間合間での質問や意見交換など、参加者それぞれの考え方にとても刺激を受けたこと。
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日々の発信を続けるなかで、横のつながりが少なく「孤島」のように感じられる瞬間もあること。前向きな発信を心がけつつも、ときには個人とビジネス、ビジネスとクリエイティブの間で揺らぐこと。試行錯誤はもちろん、悩みも共有できる今日のような時間を通じて、あたたかく安らぐ気持ちになったこと......。みなさん、今日の交流会を通じて感じたことを率直に話してくれました。
それぞれに悩みを抱えながらも、新しい試みを積み重ね、前へ進んでいこうとする姿勢に、クラシコムスタッフも背筋がぴんと伸びました。
青木と佐藤からのトークも
会の途中から加わったクラシコム代表青木と、副社長で「北欧、暮らしの道具店」店長の佐藤も、みなさんへの感謝と今日の会を通じて感じたことをお伝えしました。
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青木「広報チームが発足した3年前から、今日お集まりいただいたみなさんのような個人の方々と、どんな関係性を築けるのだろうかとずっと考えていました。少しずつ広報活動が積み重なって、おもしろいと思っていただけそうなトピックスが増えてきた今、まずは『パーソナルメディアリレーション』という名前で、小さく実験的に試してみようと開催したのが、今回の交流会です。
実は『北欧、暮らしの道具店』のInstagramも、お客さまが店名のハッシュタグをつけてたくさん投稿してくださっていることを知って、売上を目標にするのではなく『既にそこにいらっしゃる方たちのために、私たちに何かできるのだろう?』という気持ちで始めた取り組みなんです。
今日のお話を伺って『パーソナルメディアリレーション』もそのときと同じような一歩を踏み出せたのかなと感じています。この交流会でみなさんが感じたことや、これからお役に立てそうなことがあれば、ぜひお気軽にフィードバックをいただけたら嬉しいです」
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続いて佐藤からは、個人のInstagramを10年運用するなかで感じていること、投稿を続けるモチベーションについて、みなさんへお伝えしました。
佐藤「ずっとInstagramを続けているなかで、なかなか言いたいことがみつからず、毎日同じような写真を投稿してしまうときもあります。それでも続けた先の景色を見てみたいから『今日もよくがんばった』と自分を褒めるようにして、今の自分がどんな声をかけてほしいかを考えながら投稿を続けています。
直接フォロワーのお一人おひとりに『おつかれさま』と声をかけることはできないけれど、せめて『おつかれさま』と声をかけてもらったときのあたたかい気持ちになれるようなことを書こうと心がけているんです。
この交流会で、みなさんが普段からどんなことを発信されたり苦悩されたりしているかを伺って『私も同じ気持ちです』と共感する場面がいくつもありました。これからもお互いに、いいねと伝えあったり、励ましあったりしながら、一緒に歩んでいけたら嬉しいです」
ふたりからのメッセージに、参加者のみなさんからあたたかい拍手が送られました。
オフィスツアーと記念撮影も
交流会のあとは、2024年3月に移転した新しいオフィスを、ぐるりとご案内しました。
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3Fのガラス張りの会議室や「チャポンと行こう!」の収録室、4Fの開放的な執務エリアなど、オフィスを巡るなかで「このインテリアはどこのメーカーですか?」「デスクのデザインが気になります!」と、雑貨やインテリアに親しみの深いみなさんならではの視点で質問や感想をくださり、思わずにこにこしてしまう場面もありました。
新しいつながりを築く、第一歩に
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初めてのInstagram交流会、しめくくりはみんなで記念撮影です。
最初のドキドキしていた時間もつかの間。終わりの時間にはお互いにすっかりと打ち解け、あたたかな気持ちでみなさんとお別れすることができました。
クラシコムの「パーソナルメディアリレーションシップ」の取り組みは、今まさに一歩を踏み出したばかり。魅力的なメディアを運営されているみなさんのために、私たちがどんなふうにお力になれるのか。
これからも、こうしたコミュニケーションの場を通じて、日々の試行錯誤を共有しあいながら、小さな希望をもって一緒に前へ進んでいける、新しい関係性を築くことができれば嬉しいです。
▼クラシコム広報の日々のトライとあゆみを、こちらのマガジンにまとめています。あわせて、ぜひお読みください。