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鉄の仕事-什器

2018.10.01         


9月28日から始まりました「鉄の仕事 -河原崎貴-」。
常設でもフライパンや中華鍋は人気で、ご注文からお渡しまで
お時間いただくことも多々あります。
そのフライパンが全サイズ(新作サイズもあります!)揃っていることもすごいことですが、たくさんの「什器」も作ってくださいました。

5段のシェルフ。高さ約180cm、幅約180cm。

鉄だからこその細さと丈夫さ。棚板の木にダメージがついてもまた魅力が深まりそうです。バーの取り付けもできるので、棚板のつけかたを変えると使い方の幅がひろがります。そしてネジや釘を使っていません。一見いたってシンプルなのに工夫がつまった作りにグッときます。

写真中央、階段型のディスプレイ棚。

短辺約46cm、長辺約61cm、奥行約15cm。
一つでも存在感ありますが、二つ組み合わせるのも楽しめます。

ハンガースタンド。

一つだと帽子やバッグ、コートハンガーでも使えますし、二つだと輪っかの部分に棒を渡してハンガースタンドにもなります。持ち運びを考えて二つが重なること、持ちやすいこともしっかり考えられています。

お盆の座卓。

お盆ははずれるので、お茶やお酒の支度をしてから鉄の脚にのせるといった使い方もできます。写真の黒のお盆のものはスタッキングできます。

赤も。
まな板座卓。

それ単体では出番のなくなったものも、
また使いたくなるものになる工夫にハッとなる。

「家具」としてではなく、「什器」として。
外で使うかもしれない、一人で組み立てられる、運びやすい、など
細かな配慮に驚かされます。
写真でご紹介しきれないものもまだまだあります。
「暮らしとの向き合い方」。
河原崎さんからの投げかけのような展示会となってます。
どれも実際にご覧いただきたいものばかり。
10月7日までです。お見逃しなく。

山本