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はりとお灸の練習は日々の積み重ね:
「ひと鍼で脈が変わる」ということは
ひと鍼が全身に影響しているという意識がある。
患者さんの体には負担なくなるべく手数を減らす。
やりすぎない、ということも意識しています。
やりすぎて悪くすることがあるからです。
なるべくスマートに行う。
だるさが出る治療はナンセンスとお師匠さんからいつも言われています。
すっきりした、術後お手洗いに行きたくなった。
これはよいですね。
なるべくスマートに必要本数だけ行うことを掲げていたら、1本1本が慎重です。
トレーニングします。
我流にならないように、整えていきます。
バランスが悪かったり、どこかに力が入ってたり、こころがざわざわしているのも
よい影響は出ないように感じます。
私のエネルギーで治すというふうには考えていません。
そんなことをしていたら、私の体が何個あっても足りません。
本来人は自分で治す力を身につけて生まれてきています。
自然治癒力というものです。
脈診流経絡治療
3000年前古来中国で発祥した鍼灸
技術は日本でブラッシュアップされ、今日も施されています。
脈がこんなにも変わるんだな、肌質がこんなにも変わるんだな
と日々感動の嵐です。←言い過ぎかしら。
明日試合に出場する予定の選手にでも42,195km走る予定のランナーにも直前に受けていただけます。
学生の時のことをシェアします。
アメフトの選手が試合の予定を見て鍼灸の治療を予約していました。
2日前くらいだったでしょうか。
なんで直前じゃないんだろうと問うてみると、
筋肉が緩みすぎるからあかんねん、とのことでした。
そういうものなのかなーとその時は流してましたが、
スポーツの怪我を支える方々トレーナーの方はどう考えるんだろう。
直前とか直後とかそんなの関係なく、受けることってできないのかな、
当たり前にね。
こんなふうにこれってなんでだろうと思う学生でした。
母親になって娘に言われた一言。
まー医者嫌いというか、検査嫌いな子がいまして、何でもかんでも
「ママが治してー」ていうんです。
怪我とかは当時治せるという頭はあったんですが、
風邪?皮膚炎?喉の炎症?腹痛?
当時はそのような案件はできないことはないけど、治せるのかなあ?
と半信半疑でした。
東洋医学的には鍼でできるよな。
そんな勉強学校でしてきたかな?
んーこれはどっぷり浸からないと「ママは鍼灸師です。」って
子供たちに認知してもらえないな。汗
どんなことでも安心して、おいでください。
と言える鍼灸師でありたいな。と切に思いました。
色々ありました。
ご縁があり今の会に所属し毎月2回勉強会に参加しています。
手から手へ正しく理解実践する。
名人一代限りではなく、彗星の如く現れては消えていく治療法ではない
鍼灸術が後世にも伝承されることを思い、日々臨床に向かいます。