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たのしい手製本『短歌や俳句に向いているかもしれない豆本』



SNSで、戦利品を見せてくださる古書好きの方は少なくなく、いつも楽しく拝見しています。

そうしたものを眺めていて「これは実物を見てないからわからないけど、似たものが作れるかも?」と、思って試行錯誤したのが今回の豆本です。

カクヨムのほうでは作業を逐一報告し、寄り道、脱線もかまわずにアップしていましたためライブ感はあるのですが(笑)写真があまり使えなくてお伝えしきれない部分がありました。なのでこちらで作業ダイジェストをお送りします。

愛でるための豆本をつくるぞ

カクヨムなどWeb小説サイトを散歩しておりますと、趣味の創作をしていらっしゃる方がこんなに!
と、驚きますし、また、楽しいなあとも思うのです。

この頃は、短歌や俳句のコンテストも増えて、元々短歌俳句はWeb環境と仲良しでしたが、コンテストをきっかけに挑戦してみようという流れもあり、いいなあと思うのです。

こないだ見かけた豆本、そういうのに向いてるかもしれないなあ。

しかし困ったな。私は短歌俳句のストックがあまりありません(笑)小説はわりとひねり出せるのですが、短歌俳句は年に10も浮かばないという無粋さです。

あ、でもコンテストに挑戦した俳句があるよ。結果は出なかったけど。

趣味の豆本に、コンテストの結果なぞ関係ありません。これで作ります!

家庭用プリンタだからA4基準で考えることになるよ

プリンタが使えて近所の文具店でも入手しやすいサイズとなるとだいたいA4ですねえ。
今回、プリンタ可の和紙を本文に使いたいと思います。

①面付けから悩んでみた

作りたいサイズとページ数を確認します
並べてみました。A4の四分の一でできそうです。

②①をもとに、フォーマットを作ります


Excelで作ったので、周囲にどうしても余白ができます。余白がある前提で、本文を入れるスペースの見当をつけるためのものです。試し刷りをしながら調整しました。

③本文を、えっちらおっちら作ったよ

①で確認したぺージの順番に本文を②のフォーマットに組んで、枠線を消して印刷、カットします。

あれだけ①で確認したのに、
この工程や、
この工程で、見ればいくつか上の句と下の句がバラバラになっており(汗)まちがえたな! と、気づいてやり直しました。

④綴じますよ

天地それぞれ1センチ位置にカッターで切込みを入れます
表紙の色を選びます。100均の千代紙、いろいろありますねー。
こんな雰囲気かなあと確かめまして

糸も100均の刺繍糸を2〜3本取り、針は刺繍針です。
ちなみに4本取りで綴じましたらぺージが閉じませんでした(笑)

一回固結びしてから蝶結びにしました
表紙を折り込み、最初のぺージをくるみます
著者名隠れてます(笑)
ノド部分
奥付も表紙の折り込み部分で隠れます

⑤できました!

4色!
けっこうカワイイな

表紙の色と綴じ糸の可愛さがポイントとなりました。

短歌や俳句をご趣味とされているみなさん、会心の作をこのように豆本にしてほくそ笑むのはいかがでしょうか!

また何か作りましたら報告しますねー。

お読みいただき、ありがとうございました!

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