問2.自分らしさって何だろう
こんばんは!
今日の問いは「自分らしさ」ってなんだろうです。
≪疑問に思ったきっかけ。≫
最近、漠然と「しんどい」と感じることがあります。
それは、例えば『睡眠時間が少なくてしんどい』、『成果が出なくてしんどい』、『やっていることに飽きていてしんどい』といった理由がはっきりしている類のものではなく、自分自身とても不思議に思っていました。
今まで、どんなに忙しくても、このような感覚に陥ったことがなかったのです。
どうして今自分は「しんどい」と感じているのだろう、と考えたときになんとなく、「『自分らしく生きられていないような感じ』がしているから」なのではないかと仮説が立ちました。
なぜ、『自分らしく生きられていないような感じ』がしているからではないかと思ったのか、そこに理由はありません。でも、なんとなくそう感じるのです。
自分らしく生きられていない感覚には、一定数の人が幸せではない感覚を抱きます。「自分らしく生きる」を謳った書籍、活動、芸術作品はたくさん存在し、それだけ多くの人が「自分らしく生きる」を求め、悩んでいることがわかります。
実は、私自身は、以前より「ありのままでいること」や、「自分らしさ」だけを突き詰めることには完全には肯定的ではありませんでした。心の奥底では、誰に対しても「どんなあなたでも素敵です」と言えたらいいな、と思う一方で、TPOを大切にしないと、他者の「その人らしさ」を奪うこともあると思っていたからです。(ここら辺の話は権利の衝突とよく似ていると思うので、またいつかじっくり説明します。)また、社会に生きる一員として、自分の意志ではなくても求められるポジションで求められる立ち回りをしなければならないときはたくさんあります。そんな時に、みんなが、これが「自分らしさ」であるというベクトルで動き始めたら、組織や社会の秩序は乱れてしまうのではないかと考えていました。
一方で、誰かの「その人らしい姿」というのは時にとてもドラマティックかつセンシティブで多くの人の心を惹きつけることもあります。
アイドルでも、オンとオフを完璧に切り替えるプロ意識の高いアイドルよりも、感情のままに泣いたり悔しがったり弱いところも恥ずかしげもなくさらけ出す、そんなアイドルに魅力を感じる人もいるでしょう。
そう考えると、「自分らしさ」を全面に出して生きることも、一つの正解なような気もしてくるのです。
・誰もが「自分らしい」と思う生き方ができたほうがいいのか
・仮に『誰もが「自分らしい」と思う生き方ができる方がいい』としたとき、社会全体のwell-beingは減るのか、増えるのか。
・みんなが幸せになれる『「らしさ」の出し方』はあるのか。
・そもそも自分で自分の「自分らしさ」はわかるのか。
などなど様々な疑問が沸き起こってきます。
そんなことを考えているうちに、「自分らしく生きられている感覚」そのもの自体に興味を持ったのです。なぜ、多くの人が悩むのか。私たちの幸せになにか結びついているものなのか。自分らしさそのものについてひも解いてみたくなりました。
今日すぐに答えが見つかるかわかりませんが、さっそく調べてみたいと思います。
≪調べたこと(詳細は次回)。≫
▶見つけたサイト
▶見つけた論文
自己知覚している自分らしさと精神的健康との関連性について
大学生の本来感と対象関係および自己受容・他者受容との関連
自分らしくある感覚(本来感)についての心理学的研究 etc....
(まだすべて読めていません。本文のないものもありました。)
▶特に興味をひかれた記事(目からうろこだったのです…)
≪コンフォートゾーンから抜け出そうとすることの大切さ。≫について
以下、一部抜粋。
「自分らしさ」という言葉を使う時、多くの人は(マネジャーに限らず、若手社員や学生、あるいは子供も含めて)「そうする方が心地よい」「そうする方が精神的にストレスがかからない」というような感覚を持ちます。
スーツを着ないのが自分らしさ、朝は苦手な夜型人間なのも自分らしさ、好きな授業は頑張るけど嫌いな授業は爆睡するメリハリのつけ方が自分らしさ、みたいなね。それが良いのかダメなのかはさておいて、こういう「自分らしさ」は、マネジメントをする上では、あまり良い効果につながりません。
昇進すれば誰もが例外なく、居心地の良い場所(コンフォートゾーン)から大きく離れなければならない
新しい環境で成果を上げたり、期待に応えたりできるだろうかと、自分自身や自分の力に不安を覚えると、我々はすでに身につけた行動やスタイルに逃げ込みがちになる
自分は今まさに逃げているフェーズなのかな、とか。いろいろ考えさせられます。
だとしたら、私もついに碇シンジくん的なアレをする時が来たのでしょうか。
が、そういうフェーズなのだと決めつけることもせず、ちょっとこのもやもやに多角的に向き合ってみます。
長くなったので、調べたこと、考えたこと、新たな問いはまた次の記事でまとめます。
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自分で問いを立て調べてみることで今日も沢山のことを学び、考えた一日でした。
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