わたしと、鉄道
初っ端から重めのnoteを2連発書いてしまったので、
今日は自分の好きな鉄道について楽しいnoteを書こうと思います。
最近は見かけなくなりましたが、以前はよくこんな声を聞きました。
レベルは人それぞれかもしれませんが、もちろん鉄道好き女子は存在します。
かくいう私も、そのひとり。
知識こそものすごく詳しいわけではないですが、鉄道に魅力を感じております。
私の周りにも鉄道好きな女性は結構います。
同級生で新幹線が好きでそのまま車両メーカーに就職した子もいますし、
インスタをしていて繋がって一緒に撮り鉄しに行くお友達もいます。
今回は『私と鉄道』について、これまで撮影した鉄道車両たちをはさみつつ書いていきます。
①鉄道好きになった幼少期(第Ⅰ期)
もともと小さい頃、父親が鉄オタだったのもあって、よく鉄道会社の車両見学や試乗会?に連れて行ってもらっていました。
あとはいとこが本物の鉄オタだったのもあって、遊ぶ度に列車の話をしてもらったりしていました。
車両によって形、色、車内のデザインが違ったり、
特急列車には覚えやすい愛称があったり。
皆で列車当てのゲームやかるた、TVゲームの電車でGO、
そしてなんといってもプラレールも3きょうだいでよく集めていましたね。
ただ、小学校高学年ごろになってくるとすっかり熱は冷めてしまい、弟たちも興味を無くしてからはしばらく鉄道からは離れることになります。
②再び鉄道好きになった(第Ⅱ期:現在)
時は流れて約10年後、再び鉄道に興味を持つ時期がやってきました。
大学時代、私は普通列車で約1時間半かけて通学をしていました。
1限目の日は、朝6:45に最寄り駅を出発する列車に乗っているレベル。
学年があがって行って取る授業が減っていくと、通学時間の方が長いことも多々ありました(笑)
そのくらい、列車の中で過ごす時間がとても長かったのです。
何も思わないでただの通学時間と割り切っても良かったのですが、
大学で工学部(機械系)だった私は、専門の勉強をするうちに、鉄道車両や飛行機など、わりと大きめの乗り物に興味を持つようになっていました。
ということで、毎日やってくる車両を観察するようになりました。
幼少期とは違って少しは機械の知識がついていたので、
どうやって作ってるんだろう?
どんな部品があるんだろう?
と機械として気になる部分はもちろんあったのですが、
私が魅力を感じたのは、鉄道車両の、乗り物としてのデザイン性だったのです。
そう、俗に言う『車両鉄』『顔鉄』でございます。
私が利用していたのはJR九州 鹿児島本線だったので、普通列車だけでも813系、811系、817系、415系の4種類。更には特急列車も入れてしまえば883系、885系、787系、783系も走っています。
JR九州はそれぞれの車両で個性が強いので、飽きませんでしたね。笑
同じ会社で同じ線路を走っているのに、車両が違うだけで全然気分が変わるなんて不思議だな…と感じた私、かつての鉄道好きの熱を思い出していきました。
JR九州は特にD&S列車が魅力的ですよね。
水戸岡鋭治さんデザインの、鉄道車両の概念を超越した、楽しすぎる列車たち。
このD&S列車たちが九州を走っていたことも、私が再び鉄道を好きになったきっかけになったと思います。
素敵な列車が話題になることで、遠くの土地からも九州に来てくれる人が増えるなんてすごいなあと感じたのが思い出されます。
それに、大学生ともなると行動範囲も広がるので、いろんな場所へ行くとまた違う車両たちに出会えますよね。
ただでさえ初めて行ったり、普段行けないところに行くとテンション上がるのに、更に素敵な車両を見つけたら、まあ楽しいこと!
就活で九州を出たときなんかはまさに最高でしたね。
前泊や後泊で空いた時間でいろんなところへ足を運び、写真をバシバシ撮っていました。
こうして、今の私ができあがっています。
③パートナーと楽しむ鉄道好きライフ
鉄道が好きと一言で言っても、色んな人がいると思います。
最近わりと気性が荒めの撮り鉄さんがいたりしますが、皆がみんなそうではないということは皆さんにご理解いただきたいです。
私は、最初のあたりで書いたように、鉄道を好きなおかげでかなり良い出会いがたくさんありました。
その中でも、
いまお付き合いしている婚約者とは、鉄道が好きじゃなければ絶対に縁は1ミリもなかっただろうなあと思っています。
彼は大学の1学年上の先輩で、学科は同じでしたが、サークルも研究室も違ったので、本来は知り合うことのない人でした。
そもそも機械系といっても意外と当時鉄道オタクは数少なかったんですよね。
みんな車、バイク、飛行機、ロケットとかの方が多数派で。
あまり仲間を多くは見つけられず、インスタとかで繋がった人の方が多かったです。
では、どうやって知り合ったのかというと、
わたしが大学3年の時に就活の準備でインターンシップなどで情報を集めている時に、気になっていた会社に、彼が内定していたこと。
たまたま内定している先輩がいるよ〜と事務の方に教えてもらい、研究室へ話を聞きに行ったのがきっかけでした。
ただでさえ女子が少ない工学部で急に女の子と喋るミッションを課せられた彼。そしてコミュニケーション能力がわりと低めの理系の2人。 果たしてうまく会話ができるのか!?
とりあえず就活とか会社のことを教えて貰えることになったのですが、
彼がわたしの筆箱をふと見て一言。
そう、鉄道好きな私、筆箱に最寄り駅の駅名標キーホルダーをつけていました。
そして彼も、当時はこの学科で数少ない鉄道好きな人だったのです。
そこからはまあお互いにすっかり同志のように話が弾むこと弾むこと。
就活のこともたくさん教えてもらって、あっという間に2時間くらい経ってしまいました。
その後、実際に就職活動が始まってからもいろいろ手伝ってもらい、無事に第1志望の会社に内定が決まりました。
しかしその後も貴重な鉄道好きの仲間だったので、そのうちに仲良くなり、お付き合いすることになりました。
今は中距離恋愛ではありますが、同じ会社でお互いの夢に向かって仕事を頑張っています。
彼はもともとから一眼レフで写真を撮るのが趣味だったこともあり、
コンデジで写真を撮っていた私に、共同で新しい一眼レフを買って使わない?と提案してくれました。
一眼レフを手にした私は、後に軽く撮り鉄に目覚めていくことになりますが、
その話は、またカメラの話をするときに。
好きなものがほとんど一致している彼のおかげでいろんなところに一緒に行って楽しいことを共有できるのが楽しいし、
鉄道好きなのを思いっきり出して大丈夫という安心感が何よりも嬉しい。
これからも2人で鉄道好きライフを楽しんでいきたいと思います。
④好きな鉄道を、これからも
コロナウイルス感染がまだ続く中、緊急事態宣言が出ていることで自由に外出や旅行などができない日々が続いている方もいるかと思います。
私も現在緊急事態宣言が出ている県に住んでいて、県外にいる友人、そして婚約者ともなかなか会えていない状況です。
大好きな列車にも乗りに行けず、撮りに行くのもできず、今までの写真を振り返る日々です。
でも、鉄道の番組を見ているだけで知らない景色に出会えたり、こんな列車があるんだ!と知ることが出来ます。
いつか必ず
直接この足で行くんだ!
この目で見るんだ!
そして乗車して写真を撮りまくりたい!
という鉄道好きならではのやる気で、コロナ禍を乗り越えていこうかなと思っています。
上の写真は、JR九州で昨年10月から走り出した新しいD&S列車・36ぷらす3です。
元々はグレーの787系を改造して、計5日間かけて九州を1周する列車です。
この日は土曜日の宮崎駅→別府駅コースの初運転日。ホームにはたくさんの人がお出迎えに来ていました。
新しい列車がやってくるだけで、これだけたくさんの人がお祭りみたいに盛り上がるんだなあ…。
私はみんなが笑顔で楽しそうにしているのを見て、とても嬉しくなりました。
鉄道は、人が移動するためのひとつの手段です。
これから時代が移る中、特に地方の鉄道はどうなっていくかわかりませんが、
自分が生きているうちは鉄道を好きでいたいし、鉄道の魅力を子供とかにも伝えていきたいなと思います。
※最後の写真以外はすべて私本人が撮影したものです