7年前、Xmasを前に……🎄🎄
ここは7年前、友人が入院していた病室です。少しでもXmasらしくしたくて、いけばなの材料を。クリスマスっぽくアレンジしました。
友人は1か月後に天国に旅立ちました。
最期まで、生き抜くことをあきらめることなく、新年の抱負を語っていました。
友人は、身寄りがなかったので、後見人に自分の家を福祉のために使ってほしいと託しました。
お葬式はしなくていいといっていたので、お別れの会をしました。
友人は、進行性の難病で、人工呼吸器を装着していましたが、福祉サービスを利用して在宅で生活していました。
入退院を繰り返していましたが、最後まで家に帰るといっていました。
お別れの会でお別れのあいさつは私がしました。本当は後見人がする予定だったのですが、あこがれのマドンナを失ってそれどころではなかったようで、私に回ってきました。
彼女は自立生活センターを運営していたので、センターを閉めなければなりませんでした。
閉所のあいさつ文も私が書きました。
彼女の昔からの友人が「水本さん、童話作家になりたかったんだよね」といっていました。
水本さんは、私に「あなたの文章は面白いよ、あなたのおかあさんんお話を私は読みたい」といって、自費出版の出版費用を出してくれました。
『かねさんのひだまり』です。
水本さんが元気なうちに出版できて、出版祝賀会を開くことができて良かったと思います。
童話作家を目指していたなんて、知らなかったよ。童話作家になれるように頑張るからね。