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「シャンシャン、夏だより」図書館にありました……❣❣
7月の津田沼童話の会の例会のときに、浅野竜さんの名前が出ていたので、どんな本なのだろうか、と気になっていました。
「季節風」の名簿にお名前があったので、ますます気になりました。
先週、公民館の図書室に行ったら、新刊本の中にありました。
迷わず借りてきました。
読んでみたら、船橋市の物語のはずなのに、子どもの頃を思い出しました。
私は市原市の生まれです。
わが家もむかしは専業農家でしたが、高校生の頃にゴルフ場が増えてきて、両親は働きながら米だけを作るようになって、弟は会社員になり、農業は継ぎませんでした。
父が病気になり、コンバインが壊れたときに、農業はやめました。
農機具を買い替えてまで農業を続けるメリットが見いだせなかったからです。
農地は大規模に農業をしている農家にお願いして作ってもらっています。
読みながら、この家族は父の描いていた理想のように思います。
蝉取りやラジオ体操、懐かしい風景です。
転校生の境遇に、電車の中で涙してしまい、最後まで読みたくて五井駅のホームのベンチで読みました。
面白かったです。
船橋市民じゃないけれど、童話の会に入っているので、船橋文学賞を目指します。