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田舎だと野の花が元気だ……🌸🌸

 津田沼から五井に引っ越して不思議だなぁ、と思うことの一つが野の花が元気な事と種類が違うことだ。

 津田沼に住んでいたころはシロツメクサをほとんど見なかったけれど、五井の路地には元気にのびのびと咲いている。

 この写真の花の名前は知らないけれど、、あるで花壇の花のようにいっぱい咲いていて、津田沼の道端にひっそりと咲いていた花と同じ花だとは思えない。

 野の花を見て歩くのは楽しいが、生活するにはかなり不便だ。

 25年前のマンションから35年前にタイムスリップした生活は面倒で時間がかかる。

 お風呂場が狭い。浴槽は深い。妹は足の筋力がないから、お風呂場にはシャワー椅子や浴槽台、バスボードといった入浴補助具が置いてあって、掃除するのが大変だ。

 介護保険を利用しているから、お風呂掃除をお願いしたらケアマネさんに、おねえさんがいるからできません、といわれてしまった。

 私は障害者だから、生活援助をプランに入れても問題はないはずなのになぜダメなんだ。

 わが家のお風呂は古いから追い炊き機能はない。時間がたつとお湯が冷めてしまうから、妹がお風呂に入った後はお風呂のお湯は抜いてもらうから家族のためのサービスじゃないぞ、早くケアプランに入れてくれ。

 介護タクシーは隣に誰か乗っていないと、いつ喘息発作を起こすかわからないから大きな車にしてもらいたいと伝えたのに、来たのは小さな車で介護者が助手席に乗るタイプだったから、申し訳ないがお断りした。

 なぜ、こんなにこちらの説明が通じないのだろう。

 このケアマネさんきちんと仕事ができているのだろうかと、心配になってきた。

 私ははるか昔ケアマネをしていた。

 障害者の私を雇ってくれた会社に迷惑をかけるわけにはいかないから、必死で電車とバスと徒歩で仕事をしたし、勉強もした。

 だから、制度をきちんと理解していないケアマネを見ると、つい「それは違います」と説明してしまう。

 今度も何度も説明したのに、全然プランが進まず、訪問看護師さんが「井口さんの家は追い炊き機能はないです」といってくれて、やっとお風呂掃除がプランに入った。

 引っ越してきてから、ケアマネさんと闘い続けているが、闘いはまだまだ続きそうだ。

 疲れてしまって、血管が切れそうだ。

 だが、私も田舎育ちの野の花だからしぶとく闘い続けようと思う。

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