見出し画像

降りてあげないよ……(=^・・^=)

 PCを開こうとしたら、クララが椅子に座っていたから、降りるまで待つことにした。

 テレビをつけたら、24時間テレビのドラマ「無言館」についての映像が流れていました。
「無言館」について知ったのは工藤純子さん作「てのひらに未来」を読んだことからです。
 天馬くんが、おばあちゃんの戦争体験を聞いて無言館に戦争で亡くなった画学生の絵を観に行って、おばあちゃんの気持ちを理解しようとしたエピソードが描かれていたからです。
 そのあとで「無言館」が存続の危機にあることを知って、心配になっていました。

 無言館に一度行ってみたいと思いますが、私はもう、15年くらい、旅行に行ったことがないので、無理かなぁ、と思っていたらドラマになる、というので無言館にある絵が見られるのを嬉しく思います。

「てのひらに未来」を読みながら、夢のない私は、天馬くんのおばあちゃんて、いくつなのかな? 戦後70年以上過ぎている現在、孫と祖母の関係に戦争を絡めて描くのは難しくなるだろうなぁ、と思ってしまいました。

 戦争は2度と起こしてはならないのです。
 戦争は誰も幸せにはしないのです。勝っても負けても犠牲者は出るのです。自分の意志ではなくても人殺しになる可能性はあるのです。

 難しいですね。
 私は昭和30年生まれですが、戦争は知りません。
 両親は終戦時15歳前後で、戦争を直接経験してはいないけれど、貧しかった当時のことを語ろうとはしませんでした。
 私も聞こうとはしませんでした。
 亡くなる前に聞いておけばよかったと残念です。

 今夜はきちんと見ようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?